2020年 キヤノンの初心者向け一眼レフってどう? EOS Kiss X10の登場でさらにカオス状態!?

Canon初心者向け一眼レフの選び方
yama
こんにちは!
静岡県沼津市在住、ブロガー&デザイナーのyama(@ひとり広報)です。

この記事では、Canonのエントリークラスの一眼レフを紹介します。

初めてデジタル一眼レフを買う時、Canonのエントリークラスをチェックする方は多いでしょう。
「デジタル一眼レフ = Canon」みたいなイメージがありますし、ラインナップも豊富です。
ですが、初心者さんにとっては数多い中から1つを選ぶのは大変です。

ここでは、エントリークラスの5機種の機能や特徴を紹介します。

キヤノンのエントリークラスは2つのカテゴリーがある

キヤノンのエントリークラス一眼レフは以下のラインアップ。
初心者向け一眼レフで5機種は多いですよね。

yama
5機種でフルラインアップのメーカーだってあるだろうに、、
Canon 初心者向け一眼レフのまとめ

Canonのエントリークラス一眼レフは大きく分けて2種類です。
ファミリー向けの「EOS Kiss」とプレミアムエントリーの「EOS 9000D」です。

EOS Kissだけで4種類、さあどうする!?

ファミリー向けデジタル一眼レフとして抜群の知名度を持つEOS Kiss。
2020年8月現在、最上位機のX10i・小型軽量なX10・ボトムモデルのX90の3機種と、旧モデルのX9iが併売されています。

ファミリー用途で使いそうな機能をまとめました。

 X10iX9iX10X90
画素数2410万画素
DIGIC 8
2420万画素
DIGIC 7
2410万画素
DIGIC 8
2410万画素
DIGIC 4+
デュアルピクセルCMOS AF×
AF測距点454599
瞳 オートフォーカス××
連写コマ数/秒7653
常用ISO感度100〜25600100〜25600100〜25600100〜6400
背面液晶バリアングルバリアングルバリアングル固定
タッチシャッター×
動画機能FHD 60pFHD 60pFHD 60pFHD 30p
4K動画××
WiFi
Bluetooth×
重さ約515g約532g約449g約475g

画素数の下に書いてあるDIGICとは映像エンジンです。
数字が大きい方が最新の処理エンジンで高性能です。

デュアルピクセルCMOS AF
は、キヤノン独自のライブビュー時のオートフォーカス技術。
ざっくり言うと画素のひとつひとつがAFセンサーとして機能するということで、要は素早くピントを合わせますってことですね。

キヤノンの一眼レフの基本性能も見えてきますね。

EOS KISS の基本性能
  • 画素数は2000万画素
  • ISO感度は100〜25600
  • オートフォーカスはデュアルピクセルCMOS AF
  • バリアングル液晶
  • タッチシャッター対応
  • Wi-Fi、Bluetooth対応
  • 動画はフルHD・4K対応(X10、X10i)
  • 瞳オートフォーカス(X10i、X10)

EOS Kiss X10と上位機種のX10iは最新の画像処理エンジンDIGIC8を搭載し、「4K動画」「瞳オートフォーカス」に対応しています。
今後リリースされる機種はこれらの対応状況で上位下位の住み分けがされそうですね。

▶︎ キヤノンのEOS Kissスペシャルサイトにさらに詳しい比較表があります。

① 最上位モデル EOS Kiss X10i

EOS Kiss X10i

画像引用:Canon製品サイト

EOS Kiss X10iは、2020年8月現在時点の最新機種です。
旅行や子供の写真がメインになるファミリーモデルにおいて、X10iには必要な機能は全て揃っています。

2420万画素でオートフォーカスの測距点(ピピって表示される枠です)が45点もあれば、不満を感じることはないでしょう。

後ほど紹介するX10と名前も見た目もほぼ同じですが、X10iの方が高性能です。
ですが、初心者さんやファミリーユーザーの「使いたい」「便利な機能」において大きな性能差はなく、カメラ趣味の中級者以上が好む性能が充実しています。

先ほどまとめた基本性能にEOS Kiss X10iでプラスされている要素は、

X10iのプラスαの要素
  • オートフォーカスの測距点が45点
  • ライブビューでも瞳AFが使える
  • 連写コマ数がちょっと多い(毎秒7コマ)
  • 撮影可能枚数が多い
  • サブ電子ダイヤル
  • AFオンボタン

中級機に迫る基本性能

オートフォカースの測距点45点は、中級機のEOS 90Dと同等性能です。
ライブビュー(背面液晶を見ながらの撮影)でも瞳AFに対応するのも便利なポイントですね。

連写性能も毎秒7コマと一般の使用では十分な連写性能です。
撮影可能枚数もX10の600枚から800枚にアップ、家族で出かける時に枚数を気にせずガンガン撮れそうですね。

操作系も中級機を意識した作り

X10iにはサブ電子ダイヤル」と「AFオンボタン」が装備されています。

yama
何のことかわかりません

これです。見たことありませんか?
↓↓

EOS Kiss X10i の背面

サブ電子ダイヤルは、クルクルと回して絞りや露出を変更できるダイヤルです。
AFオンボタンは、押し込むことでAFを動作できるボタンです。右手の親指で操作することから「親指AF」なんて言われています。

いずれも中級機以上の一眼レフに装備されていた機能が EOS Kissに初めて搭載されました。

初心者さんは使いきれない機能かもしれませんね。

yama
X10iを使う方は、長く使うことを前提に多くの機能を試してみるとよさそうです。

② 旧モデル EOS Kiss X9i

X9iは、X10iの旧モデル。
現行ライアップと比較すると選びにくい機種かもしれません。

X9iの特徴
  • 2420万画素、画像処理エンジン DIGIC7
  • AF45点測距点(X10iと同等)
  • 連写は毎秒6コマ
  • Wi-Fi対応
  • 動画はFHDまで

X9i単体で見ると十分に感じますが、最新機種と比較すると見劣りする部分もあります。

  • 画像処理エンジンが1世代前のDIGIC7
  • 瞳AFに非対応
  • 4K動画非対応

また、X9iを実際に手に取るとわかりますが、EOS Kissとしては大柄なカメラです。
グリップもしっかりして重量感もあるので、X9iが気になる方は一度実機を触ってみた方がよいと思います。

③ 小型軽量・機能充実!EOS Kiss X10

EOS Kiss X10

画像引用:Canon製品サイト

X10は2019年発売のEOS Kiss 標準モデルです。
最上位機種 X10iの下位モデルの位置付けですが、ファミリーユーザーに不足のない機能が揃っています。

X10の特徴を紹介しましょう。

EOS Kiss X10の特徴的な機能
  • 初心者向けの機能が充実
  • 画像処理エンジン DIGIC 8
  • RAWデータが「C-RAW」に対応
  • 瞳検出のオートフォーカス
  • 4K動画対応
  • カラーバリエーションあり

初心者向け機能が充実

特に便利なのが撮影をアシストする機能です。

  • ビジュアルガイド
  • クリエイティブアシスト

ビジュアルガイドは、写真やイラストで表示される説明画面がカメラ操作をサポートしてくれます。
カメラ操作に慣れていない方には嬉しい機能ですよね。

クリエイティブアシストは、「背景のぼかし」「明るさ」「コントラスト」などを直感的に操作できる機能です。

背景をぼかしたい時は、「ぼかす〜くっきり」といった設定をします。明るさを変えたい時は「暗く〜明るく」といった具合です。

yama
スマホアプリを使っている感覚でわかりやすいですね

画像処理エンジン DIGIC 8 搭載

写真の解像感やノイズ処理、オートフォーカス性能といったカメラの根本的な性能です。
これは最新型であるほど快適と考えて良いと思います。
最上位機X10iと同じ画像処理エンジンです。

RAWデータが「C-RAW」に対応

RAWデータを軽量化する「C-RAW」に対応しています。
従来方式では、RAWデータを軽量化する場合、画素数を縮小していました。C-RAWでは画素数はそのままにデータのみを軽量化しています。

yama
技術的な部分はよくわからないですが、データが軽くなるってことですね。

EOS KissユーザーがRAWデータに強烈なこだわりがあるかな?とも思いますが、データが軽いのはPC等でRAWデータを管理する時に助かりますね。

瞳検出オートフォーカス

構図内に人物が入ると、瞳部分を自動検出してピントを合わせてくれる機能です。
Canonのミラーレス一眼 EOS Kiss M にも搭載されています。

タッチ操作と組合せて使うと便利な機能ですね。
手前側の瞳、奥側の瞳をタッチ操作で選びながら撮影すれば奥行きのある写真が撮れそうです。

自動追尾もしてくれるので、子供たちの写真を撮る時に活躍してくれそうな機能ですね。

4K動画対応

動画はFHDと4K動画にも対応しています。静止画の切り出しも可能です。
ただし、画面中央800万画素部分を切り出すので、写真撮影する時の画角とはかなり変わります。

それでも毎秒25コマを一気に撮影して、後から写真を切り出せるのは便利です。
800万画素の画質は、ブログやWEB掲載であれば全く問題ないですし、L版プリントには十分耐えられます。

X10のカラーバリエーション

EOS Kiss X10カラーバリエーション

画像引用:Canon製品サイト

X10は現行のEOS Kissシリーズで、唯一カラーバリエーションのある機種です。
ブラック・ホワイト・シルバーの3色で展開しています。

 

④ 微妙な入門機 EOS Kiss X90

X90は入門機という位置付けです。
Wi-Fi、NFCに対応しており、撮影した写真をスマホなどに転送することが可能です。

ですが、X10がお手頃価格で高性能なので、X90を積極的に選ぶ理由がない と思います。

EOS Kiss X90のイマイチなところ
  • 液晶が固定
  • センサーダスト機能がない
  • タッチパネル非対応
  • Bluetooth非対応
  • 画像処理エンジンが古い

タッチパネルに非対応なのは、ちょっと使いづらいですね。
X90は、入門機というより廉価版 と言った方がよいと思います。

X10とX90の価格差は1.2万円ほど。(2020年8月のレンズキットの価格)
安く購入することが最重要であればX90でも良いですが、X10との性能差は価格差よりも大きいと思います。

⑤ プレミアムなはずのEOS 9000D

さて、もう一つのエントリーモデルがEOS 9000Dです。
EOS 9000Dはプレミアムエントリーモデルという位置付けで、Kissシリーズよりも上位機となっています。

2017年の発売当初はプレミアム感もありましたが、3年経過しEOS Kiss X10iに基本性能で抜かれてしまいました。

 X10iEOS 9000D
画素数2410万画素
DIGIC 8
2420万画素
DIGIC 7
AF測距点4545
連写コマ数76
背面液晶バリアングルバリアングル
タッチシャッター
動画機能4K対応FHD 60p
WiFi・NFC
Bluetooth
重さ(本体)約515g約540g

でもね、一応違いはあるのですよ。それは仕様ではわかりにくい部分です。

画像出典:キヤノン製品サイト

9000Dにはボディの上面に液晶パネルがあります。
これはKissシリーズにはなく、基本的には中級機以上に搭載されるものです。

yama
3年の月日でEOS Kissとの違いはこの程度になってしまいました、、

現在、9000Dのスペック的な優位性はなく、中級機っぽい雰囲気がEOS Kissとの違いかなと思います。

サブ電子ダイヤルなど「エントリーモデルとは違う機能」もありますが、それらもX10iに搭載されたことで、9000Dのプレミアム感は薄れた印象です。

X10とX10iを比較するとどう?

X10とX10iの比較

単純な性能を比較すれば、X10iの方が優れています。
でも、比較したくなるのはそれ以外の要素があるからですよね。

  1. コンパクトで軽い
  2. 価格が安い
  3. カラーバリエーション
  4. 基本性能で十分満足

上記の項目に魅力を感じる方は、X10を選んだ方が楽しめるでしょう。

  1. 連写性能
  2. ライブビューでも使える瞳AF
  3. サブ電子ダイヤル
  4. AFオンボタン
  5. 少し大きくて重くても大丈夫

よりハイスペックな部分に惹かれる方はX10iを選んだ方が満足度が高いと思います。

但し、価格は大きく違うので注意が必要です。
EOS Kiss X10 約8.7万円
EOS Kiss X10i 約13.9万円
(いずれもダブルズームキット、2020年8月13日現在の価格.comより)

yama
金額と性能の差を納得できるかが判断の目安になりそうですね。

X10とX9iの比較

X9iは旧最上位機種、X10は現行の標準モデルです。
この2機種を比較する方もいるでしょう。

X9iが優れている点
  • AFの測距点:X9iは45点、X10は9点
  • 連写枚数:X9iは6コマ/秒、X10は5コマ/秒、
  • X9iにだけある機能:色検知AF、水準器など

AFや連写性能ではX9iの方が優れています。

X10が優れている点
  • コンパクト:X10の方が小さくて軽い
  • 画像処理エンジン:X10は最新のDIGIC8
  • 動画性能:X10は4K対応、X9iはFHDまで
  • X10にだけある機能:初心者向け機能(X9iは特になし)

X10は、初心者さん向けの機能が充実しており、動画性能も優れています。

X10とX9iの価格差は1万円ほど。X9iは安く買うメリットも感じにくいです。

yama
個人的にはX10を推します!

おすすめは、EOS Kiss X10

使いやすくバランスの良いX10がおすすめです。

  • コンパクト
  • 価格も手頃
  • バリアングル液晶とタッチパネル
  • 瞳AFに対応
  • 動画性能も高い
  • 初心者さんに優しい操作系
  • BlueToothなどの通信機能もある

初心者さんや家族で使う一眼レフとしては充分ではないでしょうか。

カメラを本格的な趣味にしたいとか、より高性能なカメラを考えるとX10iになりますが、エントリー機種としては高額です。
また、X10iを検討すると中級機のEOS 90Dの存在も気になることでしょう。

中級機以上になると、カメラが大きく重くなるために持ち出さないということもあります。
カメラは使ってこそですから、性能や持ち運び頻度などバランスを考えて選びましょう。

中古で狙うなら EOS Kiss X9 もあり!?

X9はX10の旧モデルですが、最初にまとめた基本性能は装備しています。
X10やX9iと同等性能です。良いカメラであることは間違いありません。

X9とX10の簡単な比較

X9とX10はカメラのサイズ・重量・ボディのカラーバリエーション等の外観は同じです。
X10で追加された機能に惹かれるかがポイントだと思います。

  • やっぱり最新の画像処理エンジンがいい!
  • 4K動画で撮りたい!
  • 瞳オートフォーカスが必要!

という方は、X10の方がいいですよね。
そこに魅力を感じなければ、X9でも十分楽しめます。

X9とX9iの違い

下位機種であるX9が後から発売されているため、X9とX9iの性能差はほとんどありません。
もちろん差はあるのですが、初心者さん的にはほぼ気にならないと思います。

X9とX9iの比較

AFの測距点:X9は9点、X9iは45点
連写枚数:X9は5コマ/秒、X9iは6コマ/秒

X9iにだけある機能:色検知AF、水準器など

また、X9とX9iの価格差は3万円ほど。金額差と上記の性能差をどこまで重要視するかですね。

最後に、今回のまとめ

現行のキヤノンのエントリークラスの一眼レフをまとめましょう。

  • X10i → Kissシリーズ最上位機種
  • X10 → 4K動画対応の標準モデル
  • X9i → X10iの旧モデル
  • X90 → 入門機というか廉価版モデル
  • EOS9000D→Kissのネーミングに抵抗のある方

現状のラインナップでは、「X10」と「X10i」の2択でしょう。
中古狙いであればX9ですね。

上位機に近い機能と操作性を求める方は X10i
コンパクトで安価に使いたい方は X10
中古でもOK!という方はX9

EOS KissシリーズはX10i、X10、X9i、X90と機種名もよく似ているので、購入の際は機種名をもう一度チェックしましょうね。

yama
名前だけだとX90の方が上位機種にも感じます(汗)

目的にあった機種でカメラライフを楽しみましょう!
それでは、今回はこのへんで。

他メーカーのカメラも気になってきた方はこちらもチェック!

それでは、今回はこのへんで。

Canon初心者向け一眼レフの選び方

あわせて読みたいオススメ記事


ひとり広報 Line@

デザインに関する質問・疑問。デジカメの購入相談など。Line@も気軽に使ってください!

ひとり広報が「LINE@」始めたよって話

2017年9月18日

Line@友だち追加

デザインのコツがわかる!
無料メールマガジン配信中!!

メルマガ登録

デザインの基礎がわかる!
全10回だから気軽にできる!
実際のデザイン案件をベースにした実習あり!

基本的なデザイン理論の学習とデザイン制作が体験できる無料講座です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA