こんにちは!広報デザイナーのyama(@ひとり広報)です
ここでは、LUMIX LX5のレビューと作例を紹介します。
作例は主にHDR写真を掲載しています。
非常に古いカメラで現在は中古市場でなければ入手できませんが、HDR写真用のカメラとして優秀なコンデジなので紹介したいと思います。
もし、手元に旧型LXシリーズがある方は、是非HDRカメラとして使っていただきたいです。
ドライボックスにしまっておくにはもったいないですよ!!
LUMIX LX5ってどんなデジカメ?
画素数こそ1010万画素と見劣りしますが、基本的なスペックは非常に優秀なカメラです。
- 2010年発売のコンデジ
- 1/1.63型CCDセンサー、1010万画素
- 広角24mmから90mmの3.8倍のズームレンズ
- F2.0 ライカDCバリオ・ズミクロンレンズ
- 小さなセンサーを活かしたパンフォーカス撮影
- 手振れ補正あり
- ±3.0EVで3ショットのAEブラケット撮影が可能
- RAW撮影可能
随分古いデジカメ出してきたなぁって思いますよね。
LX3は2008年、LX5は2010年、LX7は2012年のモデルです。LXシリーズの最新機種はLX9です。
1/1.63型センサーを活かした撮影方法が魅力
外観はオーソドックスな高級コンデジ路線で、現在主流のポケットサイズのコンデジより一回り大きいです。
レンズキャップ付なので撮影時はレンズキャップを外す「儀式」が必要です。
レンズ部分が飛び出ているためポケットには入らないですね。
ボクが使っていたのはLX5です。2012年頃に中古で購入しました。
LX5の良さは、1/1.63型と小さなセンサーを活かした被写界深度の深さにあります。
被写界深度が深いというのは、パンフォーカスの写真が得られるということです。(ピントの合う範囲が広い写真)
元々パンフォーカスになりやすいコンデジですから、f値を抑えて速いシャッター速度でブラケット撮影ができます。
これによりテンポ良くサクサク撮影が進められます。
LX5に注目した最大のポイント
LX5はRAWデータで±3.0EV 3ショットが撮影可能という、当時のコンデジとしては珍しいカメラでした。
SIGMA DPシリーズも同様の設定が可能でしたが、LX5には手ぶれ補正があり、画質面ではDPシリーズには及ばなもののコンデジとしての全体的な使い勝手はLXシリーズの方が上でしたね。
他の機能についてはほとんど調べませんでしたが、ボクはLX5のHDR向きの特長だけで使う価値ありと判断しました。
SIGMA DPシリーズのレビューはこちら
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上位機種のLX100
2014年にLX100が発表された時は、ものすごく期待していました。
LX5、LX7をベースにセンサーサイズが大型化されるわけですから、これは完璧なHDRカメラになるんじゃないかと思ったわけです。
LX100ではセンサーの大型化だけでなく4K動画が撮れるなど多くの機能的な変化がありました。
その中で、ブラケットの設定内容も実は変わっていました。
伝統的に備わっていた±3EVで3ショットの設定は無くなり、最大で1.0EVで7ショットとなっていました。
1.0EVで7ショットは実質6EVありますが、一度の撮影で7枚の連続撮影は被写体が動いてしまったりと実用的ではないです。
一般的なカメラ評価としてはLX100が上位機種であることは間違いありません。
ですが、HDRカメラとしては微妙な印象です。
LUMIX LX5 のHDR的ポイント
- 1/1.7型の小型センサーを活かした被写界深度の深さ
- 3.0EVで3ショットのブラケット撮影
- RAWデータのブラケット撮影が可能
- LXシリーズでHDRするならば、LX5、LX7がオススメ
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LUMIX LX5 で撮影したHDR写真の作例
2010年発売のLX5の写真作例ですが、いかがでしょうか?
1枚目や2枚目の木の描写を見ると、やはり数年前の機種のデジカメかなぁとも思いますが、3枚目の写真のように、見せようによってはまだ行けるかなって感じですね。
3枚目の写真は当時好きでよくやっていたのですが、写真を切り貼りして合成したものです。
元はクリスマスツリーだったと思います。
今回は、LX5というオールドデジカメの紹介でした。
それでは、今回はこのへんで。