こんにちは、yamaです。
この記事では、ロゴマークの作り方について紹介します。
新しくサイトを立ち上げる時、会社の名刺やパンフレットなどを作る時にロゴマークが欲しくなりますよね?
でも、自分で作るとわからないことも多いと思います。
ロゴのアイデアが出てこない
バランスが上手くとれない
どこから手をつけていいのかわからない
今回はボクが作った「ひとり広報」を実例に、ロゴマークの作成方法を2回に分けて紹介します。
自分でロゴを作ってみたいけど、どうやっていいかわからない!
というデザイン初心者さんの参考になればと思います。
最初にやってはいけないこと
ロゴマークを作成するとき、最初からPCで作業をしてはいけません。
いきなりPCの前で唸りながら作業をするより、順序を追って作業した方が時間短縮もできますし、納得のいくものが作れます。

ロゴマークには種類がある
ロゴマークって何?というところから紹介していきましょう。
ロゴマークと一括りで言いますが、実はロゴには種類があります。
それぞれ何が違うかを説明していきますね。
ロゴタイプ
社名やブランド名をデザイン(装飾)された文字で表現しているのが、ロゴタイプです。
基本的に「文字」なので、読みやすくてシンプルです。そのため多くの人に覚えてもらえるのが特徴ですね。
ボクの好きなカメラメーカーを例にしてみましょう。

どれも社名を覚えている大企業さんですね。
ブランド名を覚えてもらいたい場合はロゴタイプがおすすめです。
ロゴタイプは一見簡単そうに見えますが、難易度は非常に高いです。
「文字だけ」と言っても、PCにインストールされている書体で適当に打ち出すわけではなく、オリジナルの書体を作るイメージです。
そう聞くとグッと難易度が上がる感じがしませんか?
ですが、実務レベルで言うとロゴタイプの提案って採用されにくいです。
理由は簡単で、それこそ「文字だけ」だからです。デザインしていないじゃんって言われちゃうわけですね。
割と普通に「ここの文字は明朝にしてください」とか言われちゃいますからね。
そもそも、文字をデザインしているとは考えてもいただけないというね、、
そのためか、ロゴマークとして知られているのは次に紹介するシンボルマークとロゴタイプを組み合わせたものになります。
シンボルマーク
会社、団体、個人、家系などを象徴する意匠・マークのことです。
図案化されているので、デザインの幅が非常に広がります。
抽象的なイメージを表現しているものが多いですね。

上のシンボルマークは社名が入っていなくても、どこのマークかすぐ分かりますよね。
シンボルマークの特徴は、図形を使う事でより覚えやすく、親しみやすくなります。
ちなみに日本人にはおなじみの家紋もシンボルマークですね。
ロゴマーク
ロゴタイプとシンボルマークを組み合わせたものがロゴマークです。
皆さんが、ロゴと言うのはこれではないでしょうか?
図形と文字を組み合わせることで表現のバリエーションも広がり、色々な媒体に利用しやすいです。
シンボル部分だけ、タイプ部分だけと、媒体の種類や全体のバランスによって使い分けもできます。
使い勝手も良いので、多くの企業さんがこのパターンでロゴを使用しています。
「ひとり広報」もこのタイプですね。

上の図は、当ブログのロゴマークです。
左にシンボルマーク、右にロゴタイプの組み合わせです。
シンボルマークはイラストレータというソフトで作成、ロゴタイプは既存の書体に少しアレンジを加えたものです。
これも実務的な話ですが、シンボルはオリジナル、ロゴタイプは既存書体というのが中小企業では多いパターンだと思います。
ロゴタイプまでオリジナルで作るのはなかなか見かけません。
もちろん、それなりに印象的な書体が使われていますけど、既存書体かどうかは見ればすぐにわかりますからね。
それは別に悪い事でもなくて、見やすい書体を上手くアレンジしてあげればいいかなって個人的には思います。
最後に、今回のまとめ
ロゴマークの基本的な構成について書きました。
- ロゴにはロゴタイプとシンボルマークがある。
- ロゴタイプはデザインされた文字
- シンボルマークは図案化されたイラストなど
- 一般的に言われるロゴは、シンボルマークとロゴタイプの組合わせ
ポイントは、シンボルマークがあると「それらしくなる」ってことですね。
もちろん文字だけでロゴを作成しても問題はありませんが、ビジュアル要素があった方が情報を伝えやすいなどの利点があります。
デザインのコツ、アイデア方法などロゴマーク作成のコツをまとめました。
それでは、今回はこのへんで。
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