こんにちは、yamaです。
デジカメを使わず、iPhoneで写真を撮る方って多いと思います。
手軽ですし、画質もSNSでシェアするには十分だし、それらが1台で完結するんですから最高ですわね。
今回は、エム・エス・シーのiPhone用カメラグリップ Pictar Oneを紹介します。
これ、いいっすよ!
Pictar Oneって何?
iPhoneで写真を撮る時、基本は液晶画面のシャッターボタンで撮ります。
これは手軽に撮れていいんですが、安定して構えるのはちょっと難しいですよね。
Pictar Oneはデジカメで言うグリップ部分、シャッター、ダイヤル類が付いたグリップ。
これをiPhoneにつけることで、一眼カメラ風の操作感で撮影できるわけです。
Pictar OneはiPhoneのサイズに合わせて「Pictar One」1万2800円(税別)と「Pictar One Plus」が1万3800円(税別)の2種類があります。
対応機種は、iPhone 4s以降。iPhone 6 Plus / 6s Plus /7 Plus は「Pictar One Plus」が対応しています。
▶︎ Pictar One 製品サイト [icon class=”icon-link”]
便利というより楽しむたのめアイテムです
以前、RICOHからGXRというデジカメがありましたが、その逆の感じですね。
GXRは操作部分が本体で、カメラユニット(レンズとセンサー部分)を交換するという画期的なデジカメでしたが、あまりにも尖りすぎていたのかいまいちヒットしなかったデジカメです。GXRは現在は販売していません。
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スマホに一眼風の操作感を実現するPictar One
コンパクトミラーレス一眼のように見えますが、Pictar Oneです。
3つのダイヤルとシャッターボタンが付いています。
シャッターボタンは半押しにも対応、ダイヤルには、「モード切替」「露出・シャッタースピード」「ズーム操作」ができるようです。
ダイヤルの割り当てを変えらるかは実機で試してみたいところです。
本体底部には三脚穴もあります。小型の三脚と組み合わせて使いたいですね。
Pictar Oneとシャッターボタン付のiPhoneケースとの違いは?
これまでもiPhoneに物理シャッターの機能を付けるケースはありました。
bitplay から発売されたSNAP! 6です。現在はSNAP! 7、SNAP! PROが発売されています。
SNAP! 6のレビューは、SNAP!6ってどうなの?iPhone6を最高のデジカメにする噂のケースの実力は?使用感レビュー [icon class=”icon-link”] の記事で紹介しています。
SNAP! 6、7、PROが実装しているシャッターの構造は以下の通りです。
SNAP!6の場合、シャッターボタンはスイッチ的な役割なので、デジカメで言うシャッター半押しはできません。
要は、物理的にiPhoneの連射ボタンをチョイチョイと押しているわけです。
一方、Pictar OneはPictar by Miggoという専用のアプリで操作するようです。また、iPhoneとの通信は超音波を使うようです。
ボタン操作した時の音をiPhoneのマイクで受けて、アプリ操作するとのこと。メチャハイテクっすねw
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コンバーション系のレンズも使えそう
Pictar OneはiPhoneをすべて覆っていなく、レンズ部分はスマホ本体が見えています。
このため、画角を変えるコンバーション系のレンズを併用することもできます。
まさに、一眼感覚で使えるiPhoneケースです。
最後に、今回のまとめ
iPhoneをデジカメ風に使いたいと思い、SNAP! 6を愛用していましたが、Pictar Oneはさらにテクノロジーの要素が強いスマホケースとして注目です。てか、欲しいですw
ただ、心配なのはスマホを落とした時の耐久性。
テクノロジー要素が強いので、落下して本体とPictar Oneも使えなくなってはケース本来の意味がないですからね。
スマホケースとしては高額ですが、デジカメとしては最高に安いとも言えます。
旅行とかに使ったら楽しそうですね。
SNAP! 6にせよPictar Oneにせよ、このような製品が出てくると写真体験は新しいフェーズに突入したなと感じます。
フィルムカメラからデジカメに移り変わる時も「フィルムを守る」的な言動を見聞きしましたが、今後デジカメからスマホもしくは別のものに主導権が移る時にも同じような「デジカメ守ろう」みたいなことがおきるのでしょうか?
現在、フィルムカメラが一部のファンのためのものであるように、今後はデジカメが一部のファンだけのものになる可能性は充分に考えられますね。
ボクはその時どうするか、ですか?
そうですね、楽しそうそうな方を選びます。
だって、カメラは楽しむものだって考えていますから。
それでは、今回はこのへんで。