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yama
ひとり広報・デザイナー
デザインがちょっと得意な静岡県民。趣味はカメラと写真。将来はフィンランドに移住し、オーロラを撮影したいと本気で思っている2児の父。
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自作ロゴをデザインする前に知っておきたい ロゴマークとシンボルマークの違い

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こんにちは!広報デザイナーのyama(@ひとり広報)です

ブログやホームページ用にロゴマークを自作する方向けに、ロゴマークの基本構成を解説します。
今回はボクが作ったロゴマークを実例に、以下の3つを解説します。

ロロマークの基本構成

  • ロゴタイプ
  • シンボルマーク
  • ロゴマーク

ロゴを作りたいけど、どうやっていいかわからない!
というデザイン初心者さんの参考になればと思います。

ロゴマークを作成するとき、最初からPCで作業をしてはいけません。
いきなりPCでデザインするより、順序を追って作業した方が時間短縮もできますし、納得のいくものが作れます。

ロゴタイプ、シンボルマーク、ロゴマークの違いを理解すると、作ろうとしているロゴに必要なものがわかると思います。

目次

ロゴマークとシンボルマークの違い

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ロゴマーク、シンボルマーク、ロゴタイプなど全て同じに感じるかもしれませんが、別物です。
それぞれ何が違うかを説明していきますね。

ロゴタイプ

社名やブランド名をデザイン(装飾)された文字で表現しているのが、ロゴタイプです。
基本的に「文字」なので、読みやすくてシンプルです。そのため多くの人に覚えてもらえるのが特徴ですね。

ボクの好きなカメラメーカーを例にしてみましょう。

0927logotype001

どれも社名を覚えている大企業さんですね。
ブランド名を覚えてもらいたい場合はロゴタイプがおすすめです。

ロゴタイプは一見簡単そうに見えますが、難易度は非常に高いです。
「文字だけ」と言っても、PCにインストールされている書体で適当に打ち出すわけではなく、オリジナルの書体を作イメージです。

ですが、実務レベルで言うとロゴタイプの提案って採用されにくいです。
理由は簡単で、それこそ「文字だけ」だからです。
デザインしていないじゃんって言われちゃうわけですね。

割と普通に「ここの文字は明朝にしてください」とか言われちゃいますからね。
そもそも、文字をデザインするという発想がないクライアントさんもいらっしゃいます。

ロゴマークとして一般的に知られているのは、シンボルマークとロゴタイプを組み合わせたものになります。

シンボルマーク

会社、団体、個人、家系などを象徴する意匠がシンボルマークです。

図案化されているので、デザインの幅が非常に広がります。
抽象的なイメージを表現しているものが多いですね。

0927logomark001

上のシンボルマークは社名が入っていなくても、どこのマークかすぐ分かりますよね。

シンボルマークの特徴は、図形を使う事でより覚えやすく、親しみやすくなります。
ちなみに日本人にはおなじみの家紋もシンボルマークですね。

ロゴマーク

ロゴタイプとシンボルマークを組み合わせたものがロゴマークです。

皆さんがイメージするロゴと言うのはこれではないでしょうか?

図形と文字を組み合わせることで表現のバリエーションも広がり、色々な媒体に利用しやすいです。
シンボル部分だけ、タイプ部分だけと、媒体の種類や全体のバランスによって使い分けもできます。
使い勝手も良いので、多くの企業さんがこのパターンでロゴを使用しています。
「ひとり広報」もこのタイプですね。

20160927pic004

上の図は、当ブログのロゴマークです。

左にシンボルマーク、右にロゴタイプの組み合わせです。
シンボルマークはイラストレータというソフトで作成、ロゴタイプは既存の書体に少しアレンジを加えたものです。

これも実務的な話ですが、シンボルはオリジナル、ロゴタイプは既存書体というのが中小企業では多いパターンだと思います。

ロゴタイプまでオリジナルで作るのはなかなか見かけません。
もちろん、それなりに印象的な書体が使われていますけど、既存書体かどうかは見ればすぐにわかりますからね。

それは別に悪い事でもなくて、見やすい書体を上手くアレンジしてあげればいいかなって個人的には思います。

最後に、今回のまとめ

ロゴマークの基本的な構成について書きました。

  • ロゴにはロゴタイプとシンボルマークがある。
  • ロゴタイプはデザインされた文字
  • シンボルマークは図案化されたイラストなど
  • 一般的に言われるロゴは、シンボルマークとロゴタイプの組合わせ

ポイントは、シンボルマークがあると「それらしくなる」ってことですね。
もちろん文字だけでロゴを作成しても問題はありませんが、ビジュアル要素があった方が情報を伝えやすいなどの利点があります。

デザインのコツ、アイデア方法などロゴマーク作成のコツをまとめました。

それでは、今回はこのへんで。

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