デザイナーがMacを選ぶ理由は?使うメリットはあるの?

こんにちは、yamaです。

個人的にデザインの勉強をしようって人にはMacでもWindowsでもどちらでもいいよって話をしました。
▶︎ パソコンでデザインしたい! MacとWindowsはどちらを使うべき? デザイナーへの第一歩

でも、デザイナーが使うPCと言えばMac、なぜかMacなのです。
Windowsの方が一般的なシェアは多いはずなのに、この業界的にはMacなのです。

デザイナーがMacを選ぶ理由は?何かメリットあるの?って思うでしょう。

今日はそんなことを書いていきます。

一般的に言われるMacを使うメリット

Googleで「mac デザイナー」と検索すると、デザイナーさんがMacを使う理由を調べることができますが、おおよそをまとめると以下の理由が多かったですね。

  • 起動が速い
  • フォントが綺麗
  • タイムマシーンが便利
  • ショートカットキーが便利

こんなとこかなと思います。

起動が速い

これは体感ですが、Windowsより起動スピードは速いです。
また、電源を落としても直前まで使っていたアプリが起動と同時に立ち上がるのは便利ですよ。

フォントが綺麗

これは昔から言われていますが、WEBブラウザなどの文字が Macは綺麗に見えるって話ですね。
これはアンチエイリアスって処理のおかげで、Windowsでは文字がカクカクして見えるのが、Macだと綺麗に見えるわけです。でも、今はWindowsも解決できますけどね。

タイムマシンが便利

自動バックアップ機能です。仕事でパソコンを使いはじめるとトラブルは突然やってきます。ボクも機能に何度助けられたことか、、ありがたや〜。

ショートカットキーが便利

例えば、Photoshopでは「M」は長方形選択ツール、「T」は文字ツールなどのショートカットが割り当てられています。
Macでは入力モードが日本語・英数どちらでもショートカットが反応しますが、Windowsでは英数モードでないと反応しないのです。これは地味ですが使い勝手の面ではかなり違うなと思いました。

と、いった具合に書いてみましたが、

yama
理由としては大したことないように思える、、

そうなんですよね。以下の記事でも書いた通りで、

パソコンでデザインしたい! MacとWindowsはどちらを使うべき? デザイナーへの第一歩

2017.09.14

Macのショートカットの使い勝手やタイムマシンは便利ですが、そのほかは大差ないんですよ。
でも、デザイナーさんはMacが圧倒的に多いんです。

それでもデザイナーがMacを選ぶ理由

一番の理由は慣れと思い入れです。

ボクはMacを使い始めて20年くらい経ちますが、DTPデザインを長くやってきたベテランほどこの傾向は強いと思います。

DTPと印刷会社の関係

パソコンで印刷物をデザイン・制作するDTPが普及しはじめたのは1990年代後半。
ボクが広告業界に入った1999年にはMacによるDTPが標準となっていました。

当時、DTPに使用するパソコンはMacの一択。
現場レベルでWindowsはありえませんでした。

Windows用のソフトがまったくなかったわけではありません。
IllustratorやPhotoshopといったDTPの基本ソフトは揃っていました。

当時はAppleの会社ブランドも現在ほど強くなく、パソコンのシェアもWindowsが圧倒的でした。
普通に考えればWindowsになるはずですよね。

それでもMacが選ばれたのは理由は、印刷環境からです。

ものすごく簡単に言ってしまえば、
印刷会社がMac用のデータから受付けるようになっていたからです。

DTPの普及は、デザインの現場だけでなく印刷工場の作業内容も大きく変えました。
それ以前は手作業でやっていたことが省略されたり、パソコンのデータから印刷工程で必要な刷版(印刷の原版となるフィルム)などができるようになりました。

当時の現場事情を考えると、Macからの印刷品質を安定させたい時代だったはずで、さらにWindowsも、、とはならなかったのでしょう。

こうして印刷会社=Macという基本構造ができていき、その印刷会社にデータを渡すデザイナーもMacを使うのが当たり前になったのです。

ここまでかなり平たく書いてきましたが、DTP = Mac になった一番の要因は、商業印刷物を綺麗に作るのに適していたのがMacだったのです。

DTPの黎明期を現役デザイナーとして活動していたボク達にとって、スキルや知識がMacベースになっているのもこんなところからです。

MacとAdobeとPostScript

なぜMacが商業印刷に適していたかというと、そもそもMacがコンピュータグラフィックでの使用に重点が置かれていたこともありますが、「PostScript(ポストスクリプト)」というプログラミング言語との相性の良さからです。

PostScriptはIllustratorやPhotoshopのAdobe社が作ったもので、PSと省略されます。
PS対応プリンタって聞いたことありませんか?これはポストスクリプト対応のプリンタって意味です。
また、PostScriptはPDFの元になっている言語です。こちらの方が馴染みがあるかもしれませんね。

PostScriptの特徴は図形をどのように描くか、文字をどのように置くか、色はどんな色であるかをテキスト形式で記述することです。
ただし、特別な言語で記述されるためにその言語に対応した出力機(プリンタ、印刷機械)が必要になります。それが、さきほどのPSプリンタなどです。

Adobe社はDTPのためにPostScriptを開発しました。
AppleはMac開発以前からプリンタにPostScriptを採用しました。

このような開発経緯から、MacとDTP (アドビソフト、印刷機械)が定番になっていったのですね。

そして、ソフトやシステムの成長を一緒に体験していったデザイナーが、今もMacを使い続けているって感じですね。

ボクがMacで仕事をはじめたころは、印刷のトラブルは今より多かったです。
それはソフトや印刷機の場合もありましたし、フォントが絡んだりと様々でしたが、そんな経験をデザイナーや印刷会社が積みながらDTPに慣れていった記憶があります。

「慣れと思い入れ」というのはこんなところからです。

最後に、今回のまとめ

デザイナーがMacを選ぶ理由ですが、ずっと使っているから、というのが一番です。

デザイナーさんの多くが印刷物の制作を経験されています。
印刷物を作る際、印刷会社とのやりとりにMacの方が都合がよかったのです。

今は印刷会社の体制が整い、WindowsでもMacでも問題なく印刷できるようになりました。
だから、今から仕事としてデザインはじめる方は、MacでもWindowsでも気にせず大丈夫なのです。

ただ、DTPやWEBデザインを勉強しようって人は、こういった業界の流れは知っておいた方がいいなかって思い今回の記事にしました。

それでは、今回はこのへんで。

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