こんにちは!広報デザイナーのyama(@ひとり広報)です
クライアントさんの前で、デザインのプレゼンをしているとよく言われることがあります。
「やっぱりデザイナーさんてMacなんですね」
これからデザインを勉強したいって人からも
「デザインするならMacですか?Windowsでも大丈夫ですか?」
ってよく聞かれます。
デザインで使うにはMacとWindowsのどちらが良いのか?ボクの経験からまとめます。
MacとWindows どちらもデザインの仕事に使える
結論は、どちらでも問題ないです。
印刷物やホームページのデザイン作業で、MacとWindowsでどちらか一方が優れていることはないです。
個人的にはMacの使い心地が好きですが、慣れの問題かと思います。
グラフィックソフトも以前はMacの方が充実していましたが、今はWindows用のソフトもあるので心配ないです。
すでにWindowsのパソコンを持っている方があえてMacに買い換える必要はないです。
当たり前って思われるかもしれませんが、よく聞かれることなんですよ。
ご自身のパソコン環境だけで作業をするだけならば、好きな方で全く問題ないです。
(業務用として使う場合、別の考え方もあります。)
では、次にMac、Windowsのメリット・デメリットをまとめます。
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Macをデザインの仕事で使う
以前は、デザインで使うパソコンと言えばMac一択でした。今でもMacをメインに使っているデザイナーさんは多いです。
ボクはiMacをデザイン業務のメインPCで使っています。
WEBデザイン、DTP系のデザインは問題なくこなせます。
仕事用で使う場合、iMacは27インチモデルがおすすめです。
現在iMacの27インチモデルの販売は終了しています。
現行品は24インチのみとなります。
Macをデザインの仕事で使うメリット
- デザイナーっぽい!
- 先輩デザイナーがMacユーザーであることが多い
- 全体の操作が軽快
Macはデザイナーっぽい
外観的な話ですが、大事ですよ。デザインを仕事としてやっていくのであれば無視できません。
演出の一つとして考えてください。
デザイナーらしく見えると、お客様に安心感や信頼を与えます。
打合わせで使うPCはWindowsよりMacの方がそれらしく見えるというわけです。
先輩デザイナーがMacユーザーであることが多い
初心者の時は質問したいことも多いと思います。
そんな時、パソコン環境が同じか近い方が、質問の解答もより正確になります。
また、質問者が気づいていない問題点を先輩が指摘してくれる可能性も高いです。
Macは全体の操作が軽快
PCの起動から各アプリの立ち上がりがMacは速いです。
WindowsってSSDを使っていても遅く感じます。(←個体差かもしれないので個人の感覚です)
ボクはMacをメイン機にして20年ほどですが、使いはじめた当初からこの軽快な感じが好きですね。
Adobeソフトを使う場合、メモリは最低でも16GB以上は欲しいです。
32GBまで拡張すれば、複数のソフトを起動してもストレスなく動作するでしょう。
Macを使うデメリット
- 本体、付属品ともに高額
- 修理はアップル対応のみ
- Mac版がないソフトもある
Macは本体、付属品ともに高額
デスクトップタイプで言えば、iMac、Mac Pro、Mac miniの3機種があります。
iMacの低価格なグレードでも約15万円(2022年4月 現在 )とやや高額な印象です。
製品価格に幅のあるWindowsマシンを使っていた方は「なんか高くない?」と思うでしょう。
アップルは、純正のマウスやキーボードも使いやすく、見た目もカッコイイですが、高いですよね(汗)
Macの修理はアップル対応のみ?
思わぬ時にPCトラブルは起きます。
データのトラブルは自分で復帰できることもありますが、ハードの不具合は修理に出す可能性が極めて高くなります。
iMacの場合、モニターもハードディスクも一体のため、モニターの不具合でも本体全てを修理に出さなければなりません。
修理期間中、作業はストップしてしまうので仕事用としてiMacを使う場合は注意が必要です。
Macの修理依頼は、どのような不具合でもAppleでの修理になります。
購入した家電屋さんに持っていても、必ずAppleで修理します。
近くにApple Storeがない場合、郵送も含めて時間がかかります。
修理対応がAppleのみであることは、時間などを考えると確かにデメリットです。
ですが、メーカーが直接対応して修理・対応の履歴も管理してくれるので、安心できるサポート体制 とも言えます。
Mac版がないソフトもある
DTPやWEBデザイン用のソフトは問題ないのですが、「フリーで使える便利系ソフト」はWindows版のみということもあります。
フリーソフトをガンガン使いたい方は注意したいポイントです。
ボクが過去に探して苦労したのは、
- スキャナで読んだ書類の文字をテキストに変換するOCRソフト
- 音声をテキストに変換するソフト
- 動画の形式を変換するソフト
現在、これらのフリーソフトはありますが、Windows版よりも後に出てくる傾向は今でもあるように思います。
Macについて一言でまとめると
- デザイナーっぽく見える
- デザイナーの先輩と近い環境の方が問題解決が早い
- 起動や動作が軽快
- PC本体、付属品も含め高額
- 修理はAppleのみ対応
- Mac版にないソフトがあるので注意
Windows をデザインの仕事で使う
ボクの中では、ビジネス用PCって感じがあります。
デザイン用に向かないわけではありませんのでご安心を。
Windowsを使うメリット
- パソコンの選択肢が多い
- 使っている人が多い
- ビジネス系スクールではWindowsで習うケースが多い
パソコンの選択肢が多い
Windowsは各社から製品が発売されているので安価な製品もあります。
ですが、デザイン作業に使う場合、極端に安価なモデルはおすすめできません。
WindowsマシンでもDTP・動画編集・WEBと幅広く使うことを考えると、ハイスペックマシンを選ぶことになります。
それでもMac Proと比較するとコストは抑えられます。選択肢が多いのもメリットですよね。
使っている人が多い
Macのメリットに、デザイナーで使っている人が多いと書きましたが、Windowsはジャンルを問わずユーザー数が多いです。
そのため様々なマシントラブルや分からないことに対して解答を得やすいです。
Macは使っている人でないと解決できないことが多いかも。
その点、Windowsはユーザー数が多いからみんな仲間って感じですね
ユーザーが多いため情報だけでなく、「周辺機器」「ソフト」も様々なメーカーから発売されています。
Macに比べてそれらが安価に購入できるのもポイントです。
Macの定番である「Mac版がない」みたいケースは、Windowsではほぼないでしょう。
ビジネス系スクールではWindowsで習うケースが多い
デザイン技術を勉強したい初心者さんの中には、ビジネススクールなどに通う人もいるでしょう。
ボクも初心者の頃に通ったことがありますが、スクールで用意しているパソコンはWindows環境が多いです。
また、スクールで配布されるマニュアル関係もWindowsで操作することをベースに書かれていました。
初心者の頃は、情報をしぼって勉強した方が効率良いと思います。
スクールで学んだことがそのまま再現できないと、初心者の頃は苦労します。
ビジネススクールなどで学ぶ予定のある方はWindowsを使った方がよいでしょう。
Windowsを使うデメリット
- ウイルスの対象になりがち
ウイルスの対象になりがち
ユーザー数が多いのはメリットであり、デメリットでもあります。
ウイルス対策はきちんとした知識を持ちたいところです。対策ができれば、他のデメリットって思い浮かばないかも。
Windowsについて一言でまとめると
- パソコンの選択肢が多い
- Macに比べて安価に製品が揃う
- ユーザーが多いので情報が豊富
- ビジネススクールでもWindows環境が多い
- ウイルス対策は必須
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結局、WindowsのPCを用意する必要がある
自分のブログやホームページなど限られた環境で使用する場合、Mac、Windows好きな方で問題ないです。
ですが、デザイナーとして仕事を受注するようになると、将来的にWindowsを持つ可能性は極めて高いです。
制作物の原稿や資料はExcel、Word、PowerPoint 、PDFなど様々なファイルで届きます。
用意していただく原稿を「必ずこの書式で」というわけにもいきません。
また、クライアントさんのPC環境は、ほとんどがWindows環境です。
クライアントさんとスムーズに仕事を進めるために、ボクもWindows PCを用意しています。
Mac上でWindowsを動かすことも可能ですが、切替とか意外と面倒なんですよね。
デザインの仕事で使うPCについて、MacかWindowsどちらが良いか?を紹介していきましたが、購入のヒントになれば幸いです。
それでは、今回はこのへんで。