こんにちは、yamaです。
この記事では、初心者さん向けのillustrator、Photoshopの書籍を紹介します。
個人的には目的別に読める「逆引き本」がおすすめです。
自分の目的にあった本を選べるように、操作関係を重視した本、トレーニング重視の本も紹介します。
ボクが当時買った本は新品では入手できないものもあります。
ここでは現在でも入手できる本、おすすめ本を紹介します。
illustratorやPhotoshopの本選びでたくさん失敗してきた
ボクはデザインの仕事をしていますが、美大卒ではありません。
専門的な勉強をすることなくデザイン職に就いたので、ノウハウや知識は働きながらストックしていきました。
Photoshopは高校時代に少しだけ使ったことがありましたが、illustratorの存在は職場ではじめて知りました。
デザインの仕事をはじめた1999年〜2000年頃は情報収集と言えば雑誌や書籍です。
ネット検索してデザインノウハウを入手することなどほぼ不可能で、本屋で「これ良さそう」という書籍を買い漁っていました。
専門知識が人より劣っている自覚があったので、本で勉強しようと必死だったんですよね。
当時購入して今も所有している本もあります。
買ったまま机に積まれた本、数ページで読んでやめてしまった本もありました。
自分に合う本、合わない本があるとわかってきました。
参考書籍を買う時は、次の3つのタイプから自分に合いそうな本を選ぶといいですよ。
illustrator、Photoshopの入門書のパターン
illustratorやPhotoshopの入門書は大きく分けて3つあると思います。
- 逆引き本(目的別に書かれた逆引き本)
- リファレンス本(ツールの使い方を全て説明)
- トレーニング本(作例から制作に必要なツールを説明)
❶ 目的別に書かれた逆引き本
「こうしたい」という目的別に操作方法が紹介されているのが、逆引き系の本です。
illustratorやPhotoshopの本が欲しいって思うのはどんな時でしょう。
「やりたい操作があるけど、そのやり方がわからない」という状況ではないですか?
- オブジェクトや文字の「塗り」と「線」の色を別々に変えたい
- オブジェクトの重なり(前後関係)を入れ替えたい
- 写真をシャープにしたい
- 写真を明るくした
- 画像にぼかしを加えたい
といった具合に「やりたいこと」があってその答えが知りたいですよね。
ツールの使い方全般を紹介している本でも、目的のツールがわかれば操作方法は書かれています。
でも、やり方がわからない時にどのツールを使えばいいのかなんてわからないですよね。
そんな時、目的から操作方法を紹介している「逆引き系の本」はとても助かります。
初心者さんにも「逆引き本」はおすすめです。
❷ ツールの使い方を全て説明する リファンレンス本
「よくわかる」や「スーパーリファレンス」などのタイトルの本です。
初めて使うソフトはツールの意味もわからないですし、何をどうすればいいの?ってところからスタートします。
そんな時にツールの操作を網羅しているリファレンス系の書籍は役立ちます。
ボクも最初はこの手の本を買いましたが、最後まで読み切ったことがありません。
本を読みながら、ツールを操作してillustrator、Photoshopの使い方を勉強する。
最初は「なるほど〜」って思いますが、数ページも操作すると飽きちゃうんですよね。
良くも悪くも操作全てを紹介しているので、これ使うか?って部分も紹介されています。
とは言え、手元にあると後々便利に使える本でもあります。
❸ 作例から制作に必要なツールを説明する トレーニング本
サンプルデータが支給されていることが多い本です。
実際にサンプルを操作しながらillustratorやPhotoshopの使い方を勉強していくスタイルです。
illustratorの難関の一つである「ペンツール」は知るより慣れる方が大事です。
ソフト特有の癖をマスターするにはトレーニング系の書籍は有効です。
これらの本は、「自分の作りたいもの」と「作例」がマッチすると効率的に学べます。
ツールの名前や基本的な使い方がわかるとより効率的に勉強できますよ。
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illustrator、Photoshopの初心者に「逆引き本」がおすすめな理由
illustratorやPhotoshopは使うことが一番大事です。
「そのためにツールの一つ一つを勉強したい」という気持ちもわかりますが、個人的にはその勉強方法はおすすめしません。
illustratorやPhotoshopが多機能すぎて、全ツールを勉強しているうちに飽きちゃいます。
それよりも、自分が創りたいものにチャレンジして、それを実現するために書籍を活用する方法がおすすめです。
ボクもillustratorやPhotoshopを使い始めたころは、ツールの全てを一通り勉強しようと思いました。
でも、基本操作を勉強した時点でリファレンス系の本を読むのをやめました。
それからは、雑誌広告を真似して作ってみたり、映画のポスターの写真加工や合成を真似してみるなど、自分のやろうとしていることに対して知識を足していくようにしました。
そんな時に逆引き系の書籍はとても役立ちました。
初心者さんは、リファレンス系の書籍が欲しくなると思いますが、ボクは「逆引き本」をおすすめします。
本に習うより、自分のやりたいことを再現するのに本で調べる。
というやり方をおすすめします。
また、逆引き本は最初から全て読む必要もありません。
自分がわからないこと、知りたいこと時に調べれば良いので「全部読まないと、、」というプレッシャーもありません。
最後に、今回のまとめ
illustrator、Photoshopのおすすめ書籍を紹介しました。
- 逆引き本
- リファレンス本
- トレーニング本
自分の目的に合っていれば、トレーニング本もいいですし、リファンレンス系の本でも良いです。
それぞれに良さがありますが、個人的には「逆引き系」を強くすすめます。
一番の理由は、自分主体でillustratorやPhotoshopを使っていけるからです。
illustratorやPhotoshopでかっこよくデザインしたい !
と思ったから、Adobeのソフトを使っていると思います。
参考書も「やりたいことできる」ものを選んでくださいね。
それでは、今回はこのへんで。
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