
この記事では、Wixで作成したサイトのスマホ用の表示(モバイル最適化)について紹介します。
- スマホ用の表示がなぜ重要なのか?
- Wixで作ったサイトのモバイル最適化
- スマホ用のレイアウトの調整
初心者さん向けに基本的な操作を書いています。
目次から必要部分を読んでいただき、ホームページ作成に役立ててください。
本記事では「グラフィックデザイナーB」のテンプレートをカスタマイズしたサイトを例に解説します。

作例はWixの「グラフィックデザイナーB」のテンプレートをカスタマイズしています。
この記事の目次
スマホ用の表示がなぜ重要なの?

Wixに限らず、ホームページやブログの作成はパソコンで作業しますよね。
デザインやレイアウト確認もパソコンでする方が多いでしょう。
ですが、ユーザはパソコンでホームページを閲覧するとは限りません。
スマホやタブレットなど様々なデバイスで閲覧します。むしろスマホでサイトを閲覧するのが一般的と言えます。
作成したホームページがスマホやタブレットの表示に対応していることは重要です。
パソコンで作業が完了した後は、モバイル端末で表示した時にレイアウトの崩れがないか必ずチェックしましょう。
サイト作成途中で基本操作でわからないことは、Wixのサンプルサイトで解説!Wixエディタでよく使う機能と操作方法 の記事で詳しく紹介しています。
スマホ用の調整って何をするの?
スマホやタブレットに対応した表示が重要と言われても、具体的に何をすべきかわかりませんよね。
本来、モバイル用のレイアウト調整はコーディングして最適化します。
要はプログラムの知識が必要なわけです。
ですが、Wixは基本的に自動作成してくれます。
これだけでもめちゃくちゃ楽です。
自動作成の精度も高いのですが、微調整は必要というのが個人的な感想です。
そこで、「これだけはやっておきたい」2つのことを紹介します。
- 文字や画像サイズの最適化
- レイアウトの最適化
それでは、順番に解説しましょう。
❶ Wixで作ったサイトはモバイル最適化を有効にしよう
パソコンの画面と違い、スマホやタブレットの画面は小さく比率もパソコンとは異なりますよね。
そのため文字や画像サイズをモバイル用に調整する必要があります。
通常のサイト作成ではCSSで文字や画像サイズを調整しますが、Wixはモバイル用の表示を最適化する機能があります。
使用中のテンプレートが「モバイル最適化」が有効になっているかを確認しましょう。

Wixエディタのトップバーから「設定」→「モバイル最適化」をクリックします。
❷ Wixモバイルエディタでスマホ用のレイアウトを調整
Wixはスマホ用のレイアウトを自動作成してくれるのでとても便利ですが、微調整は必要です。

Wixエディタをパソコン用の画面からモバイル用の編集画面に切り替えレイアウトを調整します。
編集画面の切替えはWixエディタ上部のスマートフォンのマークをクリックします。

写真は、トップページをWixモバイルエディタに切り替えたものです。
編集前の画面(左)と編集後の画面(右)を並べています。
編集前はタイトル下の文字のレイアウトが崩れています。
文字サイズと位置を調整したいですね。
トップページだけでなく、下層ページもモバイルエディタで表示して適時修正しましょう。
Wixエディタの基本操作がわからない方は、Wixのサンプルサイトで解説!Wixエディタでよく使う機能と操作方法 の記事で詳しく紹介しています。
自動でモバイル用レイアウトの調整も可能
ページ数が少ないサイトは1ページずつ確認修正もできます。
- ページ数が多い
- 手動でレイアウト調整するのが面倒
という人には、自動でレイアウトを調整する機能があります。

「左メニュー」→「ページレイアウトの最適化」をクリックします。
これだけで自動でレイアウトを調整してくれます。

あくまで自動調整なので思ったような結果にならないことがあります。
ボクは自動調整の結果が気に入らなかったので手動で調整しました。
自動調整した結果が気に入らない時は、トップバーの「元に戻す」で自動調整前の状態に戻れます。
手動で一つ一つ調整するのは初めてサイトを作る人には面倒に感じるかもしれませんが、大事な設定なので丁寧に調整しましょう。
最後に、今回のまとめ
Wixエディタを使ったスマホ用(モバイル)のレイアウトの最適化について紹介しました。
- モバイル最適化を「有効」にする
- 「モバイルエディタ」でレイアウト崩れをチェック
- 「ページレイアウトを最適化」で自動調整も可能
パソコン・タブレット・スマホなど、端末ごとに最適な表示をさせるのはホームページの作成で重要なことです。
最初はパソコン用のレイアウト作業だけでも大変だと思いますが、動作確認の一つとしてモバイル用の表示もチェックましょう。
それでは、今回はこのへんで。
静岡県沼津市在住、ブロガー&デザイナーのyama(@ひとり広報)です。