
デザインのコツがわかる!
無料メールマガジン配信中!
デザインの基礎がわかる!
全10回だから気軽にできる!
実際のデザイン案件ベースの実習あり!
こんにちは!広報デザイナーのyama(@ひとり広報)です
GX7MK2用の標準ズームレンズにLUMIX G VARIO 12-60mm / F3.5-5.6 ASPH. / POWER O.I.S.を購入しました。
このレンズは、パナソニックから発売されているマイクロフォーサーズ用のレンズ。
35mm換算で24mmから120mmをカバーする5倍のズームレンズで、LUMIX GH5やG8のキットレンズにも設定されています。
実売価格4万円ほどで、防塵防滴・Dual.I.Sに対応するなど基本性能も充実したレンズをGX7MK2に付けて撮影してみました。
本レンズは、マイクロフォーサーズのズームレンズの中でも標準的な性能です。
想定ユーザーは、エントリークラスのカメラを持っていて、キットレンズよりもう少し便利に使いたい方でしょう。
パナソニック、オリンパスのエントリークラスのミラーレス一眼に採用さているキットレンズはとても小さなレンズですよね。
携帯性に優れていますが、望遠側が少し物足りないと感じたことはありませんか?
LUMIX G VARIO 12-60mmは、これらのキットレンズよりもズーム域が長く撮影の幅が広がります。(最望遠で120mm相当)
カメラ本体で言えば、以下のユーザーさんでしょう。
本レンズが購入対象となりにくいユーザーさんは、上位機種のカメラを持っている方、最高画質を求める方です。
パナソニックでは、本レンズがG8・GH5のキットレンズとして設定されているのでそもそも購入することはないでしょう。
オリンパスのEM5・EM1ユーザーには、M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO というハイグレードなレンズがキットに設定されているため、購入対象にはなりにくいでしょう。
以下に作例を出しますが、本レンズは標準的な性能なので描写性能でハイグレードなレンズには及びません。
やはり、初心者さんやエントリークラスのカメラを所有しているユーザーが「もう少し便利に使う」ためのレンズと考えた方がよいと思います。
レンズはプラスチック素材ですが、防塵防滴設計です。
高級感があるかと言われると「普通」だと思います。
GX7MK2の外装もプラスチック素材なので質感もあってます。
取り付けた時のGX7MK2とレンズのバランスも良いです。
これがキットレンズでも良いくらい
スライダを左右に動かすと、レンズの伸び縮みの様子が分かります。
最望遠120mm相当までズームリングを回すと、レンズ全長はそれなりに伸びます。
リングの感覚は滑らかで、レンズ自体も軽いので扱いやすいですね。
LUMIX G VARIO 12-60mm / F3.5-5.6 ASPH. / POWER O.I.S. の購入と同時期に娘の誕生日がきたので、実写レビューを兼ねて誕生会の様子を撮影してみました。
家族の記録・日常用に使うレンズとして購入したので、そのような観点で作例を観ていただければと思います。
35mm換算で24mmから120mmをカバーする本レンズ。
望遠側もこれだけあると、日常の写真では不足なく撮影できます。
単焦点レンズのような溶けるようなボケ味はありませんが、望遠側では緩やかに背景がボケています。
このレンズ購入前に使っていたのが、 LUMIX G VARIO 12-32mm / F3.5-5.6 というGX7MK2のキットレンズ。
とてもコンパクトで使いやすいのですが、望遠側が少し物足りない感じがしました。(最望遠で64mm相当)
作例は最望遠の120mm相当で撮りましたが、手ブレもなく撮影できました。
子供の運動会や発表会などで使うにはもっと望遠が必要ですが、日常の記録には十分だと思います。
LUMIX G VARIO 12-60mm のレンズの明るさ(F値)は、F3.5-5.6 と明るいレンズではありません。
F値が大きい(暗い)レンズは、背景をぼかした写真を撮るのに向かなかったり、暗い場所での撮影に不向きと言われます。
今回は日中とは言え室内での撮影です。
屋外に比べるとかなり暗い状況なので、レンズ的には苦手な状況です。
カーテンを開けて光を取り込み、ISO感度200で撮影しました。
F値が暗いとは言え真っ暗に写るわけではありませんので、ご安心を。
誕生日会の醍醐味、ケーキにろうそくを立ててお祝いです。
この時、カーテンを閉じているので日中でも室内は薄暗くなります。ISO感度は1600で撮影。
GX7MK2本体とレンズにも手ぶれ補正機能があるので、薄暗い室内のでも手ブレなく撮影できました。
室内の雑貨などを撮ってみました。
最短撮影距離が広角側で20cmなのでかなり寄れます。
作例は焦点距離50mm相当ですが、レンズの先端からは5〜6cm程だと思います。
AE(絞り優先)モードにして、絞りをF8に設定。
ホワイトバランスも変えて少し色味を変えてみました。
こちらもレンズの先端が小物に触れるくらい近くに寄って撮影しています。
マクロ的な楽しみ方もできますね
最短撮影距離は、ピントが合う最も近い距離を言います。
コンデジの場合はレンズから被写体までの距離を言いますが、レンズ交換式の場合はカメラ本体のセンサーから被写体までの距離を言います。
そのため、レンズ交換式のカメラのだと最短撮影が20cmでもレンズ先端から被写体まではかなり近くなります。
LUMIX G VARIO 12-60mm / F3.5-5.6 を購入するにあたり、他のレンズも検討していました。
各レンズの詳細は、LUMIX GX7MK2と組み合わせたいズームレンズはこれ! キットレンズの次に買うレンズの選び方 の記事で紹介していますが、本レンズを購入した理由は、
というのが大きいです。
マイクロフォーサーズのズームレンズで最高画質を求めるのであれば、ライカの12-60mmやオリンパスの12-40mmのようなハイグレードなレンズでしょう。
また、元々所有していたレンズと画角の近いLUMIX 12-35mmのF2.8も非常に良いレンズですが、「より便利に使いたい」というスタンスで考えると少し違うかなと思いました。
LUMIX 12-35mm F2.8とは最後まで悩みましたが、GX7MK2に付けた時のバランスやレンズの重さを比較して、LUMIX G VARIO 12-60mm / F3.5-5.6 を選びました。
価格帯もハイグレードレンズのレンズに比べ、リーズナブルなのも嬉しいですね。
GX7MK2で使うことを前提に、LUMIX 12-60mmのレンズをレビューしました。
本レンズは標準的なスペックのレンズなので、最高画質を求める人にはおすすめできません。
ですが、マイクロフォーサーズらしくコンパクトなカメラシステムを組みたい方、ズームレンズに便利さを求める方にはおすすめです。
このレンズを基本にして、明るい単焦点レンズを1本用意するのが良いかなと思いました。
それでは、今回はこのへんで。
LUMIX G VARIO 12-60mm F3.5-5.6の仕様は以下の記事にまとめました。
この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!
コメント