こんにちは!広報デザイナーのyama(@ひとり広報)です
この記事では、パナソニックのミラーレス一眼 LUMIX G8 を紹介します。
LUMIXのミラーレス一眼の中で「Gシリーズ」は一眼レフスタイルのカメラ。
現行機種はG99とG9。上位機種のG9はプロフェッショナル向けの製品とされています。
G8は下位機種になりますが動画・写真にベストバランスで、使い勝手のいいオールマイティなミラーレス一眼に仕上がっています。
2022年5月現在、LUMIX G8は生産終了しています。
入手には中古市場などがメインになりますが、良いカメラですから是非参考にしてください。
LUMIX G8の4つのチェックリスト
LUMIX G8の良さは、動画と写真を標準的にソツなく使えるところです。
- デザイン・操作性
- 手ぶれ補正
- 画質・撮影能力
- 動画性能
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LUMIX G8のデザイン・操作性
LUMIX G8のデザインはオーソドックスな一眼レフスタイル。
このデザインは前機種のG7から。それ以前は丸みを帯びた柔らかいデザインでした。
ボディにマグネシウム合金を採用したことで、前機種G7のプラスチック丸出しな感じから質感が良くなりました。
個人的には専用のバッテリーグリップがあるのもカッチョいいですね。
前ダイヤル・後ダイヤルがあるので、設定をサッと変更できる。
LUMIX G8は、絞りやシャッタースピードを素早く設定できます。
カメラ操作に慣れている方には、前ダイヤル・後ダイヤルは嬉しいですよね。
この辺りもスキのない感じです。
バリアングル液晶
動画を撮る人には必須とも言える機能ですね。
静止画でも自由なアングルで撮れるのは撮影の幅を広げますよ。
バリアングル液晶が便利なのが、商品撮影をする時。
料理や商品の写真は、撮影対象の微妙な映り具合をモニタで確認しながら撮影します。
撮影を助けてくれる人がいて、自分はファインダーから確認するだけであれば、バリアングル液晶である必要はありません。
でも、ほとんどの方は自分でセッティングして撮影もしますよね?
商品の様子を逐次確認できるバリアングル液晶は非常に便利です。
仕事で使うにも十分な撮影機能があると思います。
それぞれは特別な機能ではありませんが、一通り揃っていることにG8ってソツのないカメラだなって思うわけです。
かなり使えると思いますよ!
G8の手ぶれ補正は?
「Dual I.S.2」という手ぶれ補正機能により、シャッター速度5段分の補正が可能です。
「Dual I.S」とはボディとレンズの両方で手ブレを補正する機能。
「2」と付いているので、Dual I.S.のパート2といった感じです。
Dual I.S.2については パソニックの製品サイト に詳しい解説があります。
日中屋外では、手ぶれ補正の有無はそれほど影響ないでしょう。
やはり、室内や早朝や夕方などの薄暗い場所で5段分の手ぶれ補正が効果を発揮します。
ボクが使っている GX7 MK2 は4段分の手ぶれ補正ですが、これでも強力だと感じます。
それが5段分ですから、G8の手ぶれ補正は最高クラスの能力があると言っていいでしょう。
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G8の画質・撮影能力
基本画質は、1600万画素ローパスフィルターレス。
マイクロフォーサーズの基本的な流れに沿っている感じです。
専門用語はどうでもいいですが、基本画質も必要十分なレベルだと言いたいだけです。
ところで、パナソニックのデジカメには、超解像技術という設定項目があります。
これって何のことかさっぱりわかりませんよね?
パナソニックの製品サイト の解説はこのように書かれています。
画像の輪郭部、ディテール部、グラデーション部をカメラが自動で分析。それぞれに最適な画像処理を行うことにより、被写体の細部まで描き出す高い解像感と、豊かな階調表現を実現しました。
引用:パナソニック LUMIX G8 製品サイトより
画像をめっちゃ解像しますってことでしょうが、気になったのは基本がOFFになっていること。
単純に画質がよくなるなら基本ONになっているはずで、OFFスタートってことはマイナス要素があるはずと思っていました。
ノイズがのりやすいとかとかね
使いながら色々試してきましたが、極端にノイジーになることはありませんでした。
ボクはしっかり解像させたい時に「拡張」を選択しています。
微妙に謎な設定項目ですが、基本ONにしてOKかと思います。
G8には撮影を楽にする機能が満載
4Kフォト、フォーカスセレクト、フォーカス合成とLUMIXが得意とする撮影をサポートする機能も充実。
4Kフォト
秒間30コマの連続撮影して好きなカットを選べる素晴らしい機能です。
作例は、滑り台をス〜ッと滑ってきた娘を4Kフォトで撮ったもの。
撮影した後で、パラパラ漫画をめくるような感覚で好きな写真を選んでいきます。
フォーカスセレクト
フォーカスセレクトも4Kフォト機能を利用したもの。
動き物は「4Kフォト」、静物は「フォーカスセレクト」で対応することで、ピンボケ写真を減らすことができます。
フォーカスセレクトでは、ピント位置を「近く」から「遠く」まで連続撮影します。
そして、撮影後に好きなピント位置の写真を選ぶことができます。
フォーカス合成
複数のピント位置の写真を合成して広範囲にピントのあった写真を作る機能です。
どんな時に使うのか?
この機能は商品撮影をする時に使えます!
通常、上の写真のような小物を撮影すると、一眼カメラではピントをあわせた部分以外はボケてしまいます。
それは正しい描写ですし、ボケ味が一眼の良さでもあります。
でも、被写体の形を細部まで正確に観せたい場合は、「ボケ」てしまうのはよろしくないですよね?
そんな時はフォーカス合成を使うことで、手前から奥までビシッとピントのあった写真が撮れるようになります。
商品撮影の場合、撮影後に商品の形で写真を切り抜くことが多いです。
輪郭や細部がしっかり観えることは、宣伝広告の写真では大事だったりしますね。
4Kフォトの連写機能は、個人で使う時にとても便利な機能。
フォーカスセレクトやフォーカス合成は、その場でしか撮れない物、失敗したくない時に使える機能ですね。
防塵防滴はGシリーズの基本になりつつある
LUMIX Gシリーズは、G8から防塵防滴になりました。
上位機種のG9、GH5も防塵防滴仕様。
今後、LUMIXの一眼レフスタイルのミラーレスは防塵防滴仕様が基本になるかもしれませんね。
G8に関しては、商品キャッチコピーが「新たな撮影領域を切り拓くフィールド一眼」と屋外での使用を意識してます。
って思いましたw
防塵防滴って、アウントドア使用は少なくても「防塵防滴」であることがお守りみたいで、安心感がありますね。
LUMIX G8は動画性能も必要十分
個人的には動画性能について重視していませんでした。
動画に関してはかなりの初心者です。
LUMIX G8は、動画撮影に必要十分な機能が揃っています。
- 4K動画対応
- Dual I.S.2 の強力な手ぶれ補正機能
- 外部マイクに対応
G8などの動画に強いカメラ購入をきっかけに勉強をすると楽しそうですね。
特に、こちらのレンズは最大撮影倍率が0.3倍(35mm判換算で0.6倍)とかなり寄ることができます。
静止画用としても人気のレンズですが、動画用としても使える1本です。
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最後に、今回のまとめ
LUMIX G8 いいですね!
オーソドックスな一眼カメラとして欲しいです。
バリアングル液晶、「Dual I.S.2」の手ぶれ補正、外部マイクに対応など、便利な機能が揃っています。
防塵防滴機能も安心感があります。
動画も写真もバランスよく使いたい人には最適な1台になりそうですね!
それでは、今回はこのへんで。