こんにちは!広報デザイナーのyama(@ひとり広報)です
撮影データを保存するSDメモリーカード。
みなさんはどんなものを使っていますか?
とりあえず容量多めで!
という人はボクだけでしょうか?(汗)
ボクはメモリーカードに頓着がなくて、かなり適当に使っていました。
SDカードは容量や規格が様々です。
使うカメラとの互換性をチェックしないと、せっかく高いメモリーカードを買っても意味のないことだってありえます。
今回は、SDカードのマークや記号の意味、規格・容量・種類の違いについて調べました。
SDカードに書いてあるマークや記号は何?
SDカードをよく見ると色々なマークや数字が書かれています。
既にSDカードをお持ち方は、ご自身のSDカードと見比べながら読んでみてください。
- SDカードの種類
- 容量
- スピードクラス
- 規格
- 転送速度
❷の容量以外、馴染みのない用語ですよね。
順番に解説しましょう。
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① SDカードの種類
SDメモリーカードとひとまとめで言いますが、容量によって3種類に分かれます。
- SDカード…2GBまで
- SDHCカード…4GBから32GBまで
- SDXCカード…2TBまで
② SDカードの容量
メモリーカードのスペックの目安の一つです。ここはみなさんもチェックしますよね。
基本、ここしか見ていませんでした(汗)
容量の目安は?
仮にデジカメの画素数が1800万画素だとすると、画像1枚のファイルサイズは約6MB。
4GBのSDカードに入る枚数は600枚程度です。
フルHDで動画を撮った場合、4GBで30分が目安です。
ボクの手元にあるSDカードは2GB〜16GBまでです。
基本は4GB・8GBのカードを使っています。
動画も撮影しますが、数十秒の動画のためSDカードの容量で不満は特にないですね。
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③スピードクラス(最低保証転送速度)
スピードクラスとは、撮影した写真や動画の最低保証転送速度のことです。
C、U、Vのアルファベットと数字を組み合わせたマークで表記されています。
数字が大きい方が転送速度が速いことを表しています。
- C → SDスピードクラス(Class)
- U → UHSスピードクラス
- V → ビデオスピードクラス
これまでは、Class4、Class10といった「Cと数字の組合せ」の表示が一般的でした。
デジタルカメラが高画素化し、動画撮影も一般的になり、より高速なUHSスピードクラスやビデオスピードクラスに対応したSDカードが増えてきました。
今は動画を撮ることも多いので、スピードクラスはチェックしておきたいですね。
SDスピードクラス(Class)
写真撮影が中心で、連写機能を使わない方(連続処理を使用しない方)は、Classをチェックすると良いでしょう。
Cの中に入っている数字が大きいほど高速です。数字は2/4/6/10があり、例えば2の場合は2MB/秒以上という意味です。最大10で10MB/秒
フルHDでの動画撮影もする方はClass10がオススメです。
- 写真撮影中心の方はClassをチェック
- 「C」の中の数字が大きいほど高速処理が可能。最大で10。
- フルHD動画撮影する場合は、Class10がおすすめ
UHSスピードクラス
当初、SDカードのスピードクラスの設定は上記のClassのみでしたが、高画質化により高速な転送速度が求められました。そこでできたのがUHSインターフェースです。
UHSインターフェースにもスピードクラスが設定されました。それがUHSスピードクラスです。
UHSスピードクラスは、アルファベットの「U」と「数字」で表記され、数字は1と3があります。クラス1の場合は、UHS対応機器で読み書き時の最低転送速度が10MB/秒という意味です。3の場合は30MB/秒です。
高速なUHSスピードクラスですが、UHS規格に対応した機器でないと使用できないので注意が必要です。UHS非対応の場合、並記されているスピードクラスが適用されます。
- 「U」の中の数字が大きいほど高速。最大で3。
- UHSスピードクラスは、UHS対応機器でないと使用できない。
ビデオスピードクラス
動画撮影をする方には重要な規格です。
スピードクラスやUHスピードクラスと同様に、最低保証転送速度を表しています。
アルファベットのVと数字で表記されます。数字は6/10/30/60/90があります。
数字が大きいほど高速で、V90は1秒で90MBはデータ転送できるという意味になります。
4K動画を撮影する方は、V30以上がおすすめです。
また、高解像度の8K動画を撮影する場合、V60、V90のビデオスピードクラスが必要になります。
④ UHS-IのSDカードの規格
UHSインターフェースは「UHS-Ⅰ」と「UHS-Ⅱ」の2種類あります。
理論上、UHS-Ⅰの最大転送速度は104MB/秒、UHS-Ⅱは312MB/秒となっています。
SDカードには「Ⅰ」または「Ⅱ」の表記がされています。
スピードクラスが複数表記されている上、UHS-Ⅰの表記もあるために意味がゴチャゴチャになりますが、もう一度整理しましょう。
- スピードクラスは、最低保証転送速度の意味
- UHSスピードクラスは、カードとカメラの両方が対応している場合に利用できる
- UHS-Ⅰ規格はより高速化のための規格
とボクはザックリと理解しましたw違っていたらご指摘いただけると嬉しいです。
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⑤ 最大転送速度
READ90・WRITE45MB/sと表記されていますね。
読込みが毎秒90MB、書込みが毎秒45MBと言う意味です。数字が大きいほど高速です。
この転送速度は、最大転送速度を表しています。
先程のClassは、最低転送速度ですね。
混乱しますね〜w
- READ
- 読取りの最大転送速度。
数字が大きいほど、カメラ内のプレビューの表示やパソコンへの転送速度が速くなります。 - WRITE
- メラへの書込み最大転送速度。連続撮影時にこの数字が大きいほど快適に撮影できます。
READ・WRITEの表記はなく、数字のみ表記しているSDカードもあるようです。
容量充分・高速快適・価格もお手頃!おすすめSDカード
高速性を求める場合は、UHS規格に対応したSDカードでしょう。
ただし、ご自身の機種が対応しているかはチェックしてくださいね。
ボクが使っているのはこちら、4K動画もこれで撮れます。
容量も16GBもあれば自分には充分かなって思います。
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最後に、今回のまとめ
SDカードの種類・規格・表記されている記号の意味をご紹介しましたが、ご自身のカードと比べてどうでしょうか?
全てSDカードって言うのかと思っていた、ボクにとっては勉強になりました。
前からカードに色々書いてあるけどなんだろな?って思っていたので、スッキリしました。
実際にカメラ店で話を聞きましたが、
- スピードクラスの目安はClass6〜Class10
- 容量は8GB/16GB/32GBあたり
- 転送速度は各社バラツキがあり、価格にも反映されている
これらを目安にして、後はSDカードにどれだけ予算をさけるか?で決めていけばいいかと思います。
それでは、今回はこのへんで。