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yama
ひとり広報・デザイナー
デザインがちょっと得意な静岡県民。趣味はカメラと写真。将来はフィンランドに移住し、オーロラを撮影したいと本気で思っている2児の父。
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HDR写真って何? 日常の景色を劇的に変える写真表現を紹介!

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yama

こんにちは!広報デザイナーのyama(@ひとり広報)です

この記事では、HDR写真の概要とHDR合成する時の2種類の作風について紹介します。

インスタグラムやWEBサイト上で、「これって写真?それともCG?」と、そんな写真を見た事はありませんか?
キリッ、パキッとしていてコントラストや彩度が高い写真。
これらは、HDRという撮影・加工を行った写真表現です。

まずは、HDR写真とは?から紹介します。

目次

HDR写真とは?

ハイダイナミックレンジ合成(High Dynamic Range Imaging)の略で、ざっくりと言ってしまうと「明るい写真から暗い写真までを合成して、白とびや黒つぶれのない写真を作る表現」です。

iPhoneやAndroid端末のカメラモードに装備されていることから最新の技術のように感じますが、写真愛好家の間では、デジタル一眼が普及し始めた10年程前からHDRが表現の一つとしてWEBサイトでも数多くの作例が発表されています。

ダイナミックレンジとHDRの関係は?

ダイナミックレンジとは、カメラが受け取る「光の最も明るい部分と最も暗い部分の範囲」のことです。
これが広いほど階調が豊かな写真と言えます。

下の図は、ダイナミックレンジの幅を表したもの。

人の目とカメラのCCDのダイナミックレンジの比較

人の目と比較して、デジカメのダイナミックレンジは狭いってことがわかりますね。

みなさんもこんな経験があると思います。
旅行先で撮った素敵な風景写真、後で見返した時に、

yama

あれ?なんか違う、、

と感じるのは、人の目とデジカメのセンサーでは受け取ることができる光の幅が違うからです。

ボクらには見えていたも部分が、デジカメには見分けることができないんですね。
デジカメは、限界を超えた明るい部分は「真っ白」に、暗い部分は「真っ黒」に撮影します。
これが、「白とび」「黒つぶれ」と言われる現象です。

HDRは、1つの風景をシャッタースピードを変えて異なる明るさで撮影し、一枚の写真に合成するテクニックです。
要はHDR合成して、デジカメ写真のダイナミックレンジを広げるということです。

HDR表現は、大きく分けて2種類

HDRの表現手法を同じ景色で比較してみましょう。

元の画像はこんな感じです
元の画像はこんな感じ。補正等はしていない画像です。

イラスト、絵画のような CG調のHDR写真

ひとつは、CG調のHDR写真。
特徴は、彩度が高くコントラストも強め。イラストや、絵画のような仕上がりです。
HDRと言えば、この雰囲気が定番かもしれませんね。

HDRイメージCG調
「HDR写真をやってみたい」という方はCG調のHDRに魅力を感じると思います。
yama

雰囲気が劇的に変化するのはとても面白く、つい加工のやり過ぎになってしまうこともあります。

より見た目に近い ナチュラル系のHDR写真

写真が持つ露出と色調を合成し「見た感じ」により近づける仕上がり。

先のHDRをCG系HDRとするならば、こちらはナチュラル系HDRとでも言いましょうか。
実際にボクも広告の仕事で写真を加工する時に使います。
通常の写真よりも色調整の範囲が広がり、写真を演出しやすくなります。

写真の明るい部分と暗い部分を合成した写真。
写真の明るい部分と暗い部分を合成した写真。広告等で使う時はさらに画像を追い込んで調整します。

ボクはCG系にしろ、ナチュラル系にしろ撮影後にPCで合成をします。
ですが、最近のデジカメやスマホは本体内で自動合成する機能がついています。スマホの撮影画面にHDRって表示が出ますよね、それです。

HDRって皆さんもすでに使ってる写真表現だったりするわけです。

今回のまとめ

  • HDR写真はハイダイナミックレンジの略、明るい画像と暗い画像を合成して1枚に仕上げる写真。
  • HDRはデジカメのダイナミックレンジの不足分を補い、その範囲を広げる表現。
  • 撮影後パソコンなどで合成する場合は、専用のソフトが必要。
  • 以前はPCで合成するのが当たり前だったが、最近はカメラ側で自動合成する機能が定番化。
  • HDRの表現は、CG系とナチュラル系に分かれる。

それでは、今回はこのへんで。

HDR写真の作成方法はこちらの記事で紹介しています

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