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yama
ひとり広報・デザイナー
デザインがちょっと得意な静岡県民。趣味はカメラと写真。将来はフィンランドに移住し、オーロラを撮影したいと本気で思っている2児の父。
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商品の写真を撮る3つのコツ 初心者さんはこれだけやってみよう!

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商品をブログやホームページで紹介する場合、写真も載せたいですよね。
でも、商品撮影をしてみるとこれが意外と難しいもので、、。

  • 写真の色が思ったものと違う
  • 余計なものが写っていて何か変
  • でも、何がOKか基準が分からない

今回は、商品写真が綺麗に撮れないという初心者さんへ、簡単な撮り方のコツを3つ紹介します。

目次

なぜ、商品写真が綺麗に撮れないのか?

商品撮影の場合、店舗などの室内で行うと思います。
前提として、室内での撮影は日中の屋外で撮る写真よりも難しいということです。

なぜでしょう?

  • 室内は、私たちが感じる以上にカメラ的には暗い場所
  • 撮影スペースが限られていて、余計なものが写り込みやすい

これらが室内での商品撮影を難しくしています。

逆に言えばこれらを解消することで、プロ並みとはいかなくても「普通に綺麗な写真」は撮ることができます。

商品写真を綺麗に撮る3つのコツ

日中屋外でのスナップショットは、それなりに満足いく写真が撮れますよね?
特に一眼デジカメを持っている方は実感があると思います。

yama

ウホッ、プロっぽく撮れるじゃん!

それが室内(店内)で撮ってみると、どうも上手くいかない。

「一眼レフカメラのはずなのに」
「コンデジじゃダメなのかな?」

上手く撮れないときは機材のことを考えがちですが、ちょっとしたコツを知っていると綺麗に撮れます。

商品写真を綺麗に撮る3つのコツ

  1. カメラを三脚で固定する
  2. ホワイトバランスを調整する
  3. 余計なものを写真に入れない

それでは、1つずつ紹介していきましょう

① カメラを三脚で固定しよう

室内でうまく撮れない理由のひとつは、明るさ・光の具合が屋外とは異なるためです。

室内の照明は、私たちが感じている以上にカメラ的には「暗い」のです。
特に間接照明で店内の雰囲気を演出しているお店はカメラ的には相当厳しい条件と言えます。

薄暗い室内での撮影時、カメラ内部ではどんな事が起きているかと言うと、

  • シャッタースピードを遅くする
  • ISO感度を上げる

専門的な用語が出ていますが、要は「写真が適切な明るさになるように」に調整してくれるわけです。
カメラ側で調整してくれるのはありがたいのですが、以下のような問題もあります。

  • シャッタースピードを遅くする→手ブレしやすくなる
  • ISO感度を上げる→ノイズが発生しやすくなる(ザラザラした感じ)

商品写真で手ブレがひどい場合、商品の品質自体が悪く感じます。
またノイズが多い写真は商品の質感が分かりづらくなります。

手ぶれの危険性とISO感度上昇によるノイズの発生を抑えるためにも、
カメラは三脚で固定しISO感度は低感度で撮影する。
これが「綺麗な商品写真を撮る」最初の一歩です。

② ホワイトバランスを調整する。

照明の「色温度」も写真に影響を与えます。

商品撮影をする時は、室内照明の色を見ましょう。
飲食店は暖かみのある「暖色系」である可能性が高いです。

暖色系の照明下でそのまま撮った写真

色かぶりしている写真

撮影後に色補正した写真

色かぶりを除去した写真

撮影後に編集ソフトで補正はできますが、後の作業は少なくしたいですよね。
「色かぶり」を回避するために、ホワイトバランスを調整します。

ホワイトバランスの設定は、一眼レフだけでなくコンデジでも設定できます。
「WB」と書かれたボタンがあるはずです。そこから設定していきましょう。

設定は液晶モニタを見ながら光源にあわせて見た目に近い白色を選ぶだけなので簡単です。
上位機種にはマニュアルでホワイトバランスを設定できるものもありますが、まずはカメラ側で用意されているプリセットから選ぶだけでも「色かぶり」は回避できます。

③ 余計なものを写真に入れない

お店の料理写真でよくあるのが、商品以外の余計なものが写真に写っているケースです。

飲食店の場合、カウンターやテーブル席で撮影することが多いでしょう。
テーブルで撮る時は、商品と無関係なものは片付け、商品以外の写り込みが出ないようにしましょう。

それでもスペースが確保できない時はグッと寄ってみるのも手です。


いかがでしょう?
余計な写り込みもなく、料理にグッと寄ったことで主題がハッキリしてきましたね。

フラッシュのバウンスで、もう一歩綺麗な写真へ

暗い室内で撮影する時、フラッシュは使いますか?
うまく使ってあげると「綺麗な写真」にもう一歩近づけることができます。

特に「フラッシュのバウンス」は効果的です。

スピードライトのフラッシュヘッドを回転させて、天井などに反射させた光を利用する撮影をバウンス撮影といいます。

要は、天井に反射させた光を利用することで柔らかい光で撮影するわけです。

バウンスさせた写真の方が綺麗ですよね。
直接フラッシュを当てた写真は不自然で「フラッシュ当ててます!」ってすぐ分かりますね。

一眼レフカメラやコンデジの上位機種には別売りのフラッシュがあります。
外付けのフラッシュを買う時は、バウンスができるかどうか確認しましょう。
比較的安価でコンパクトなモデルにはバウンスできない機種もありますので注意してくださいね。

では、フラッシュ内蔵のカメラで外付けのフラッシュがない場合はどうしましょう?

カメラに内蔵されているフラッシュはほとんどが固定タイプです。
天井にバウンスさせたくても、フラッシュの向きが変えられないんですね。

そんな時におすすめなのが、トレーシングペーパーを使った光を柔らかくするテクニックです。

こんな風にフラッシュの部分にトレーシングペーパーをつけるだけです。
たったこれだけのことですが、フラッシュの光を柔らかくする効果がありますので、ぜひ試してください。

一眼レフやミラーレスで使えるストロボとして安価でおすすめです。

最後に、今回のまとめ

商品撮影が上手くできない!という方は、まず以下のことを試してください。

  • 三脚でカメラを固定する
  • カメラのホワイトバランスを調整する
  • 余計な写り込みが出ないスペースの確保、アングルの工夫

もちろん撮影テクニックはまだまだありますし、被写体によって撮影方法も異なります。
まずは、誰でもできる基本的な方法として試していただければと思います。

それでは、今回はこのへんで。

簡単に使える撮影グッズとしてオススメです!

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