こんにちは、yamaです。

この記事では、RAW現像・写真編集・管理ソフト Luminar 4のレビューをまとめます。

RAW現像と言えば、Adobe Lightroom や 市川ソフトラボラトリーのSILKYPIXを使っている方が多いのではないでしょうか。
Luminar 4の最大の特徴は、AIによる写真編集機能です。

ここでは、Luminar4のAI機能を使った写真編集を中心に感想をまとめていきます。

今回の記事作成にあたり、Luminar 4 をSkylum社様よりご提供いただきました。
また、アプリ購入時に使える約10ドル分の割引コードも紹介していただきました。

シリーズの最新作Luminar Neoの使用レビューもあります。

Luminar 4ってどんなソフト?

Luminar4公式サイト

Luminar(ルミナー)は、アメリカ Skylum社のWindows・Mac用のRAW現像・写真編集・管理ソフトです。
欧米のカメラマンを中心に人気のソフトですが、ボクは今まで使ったことがありませんでした。

Luminarの主な機能

  • RAW現像ができる
  • 写真編集、加工ができる
  • 写真管理ができる
  • AI技術による写真編集

Lightroom や Photoshop に近い印象を受けますが、特徴的なのは「AI 技術による写真編集」ですね。

今回のレビューも、AI技術による写真編集の体験がメインになりますが、これは本当に凄いです。

この写真が

Luminar4 補正前

一瞬でこうなります

Luminar4 補正後

Luminar 4のAI機能はぜひ試してほしいです。
初心者でもプロレベルの写真編集がワンクリックで実現できる機能です。

Luminar 4の使用環境

Luminar 4は、Windows・Mac用があります。
海外のソフトですが、日本語に翻訳されているので安心して使用できます。

Windowの環境
グラフィックス:Open GL 3.3以降との互換性
プロセッサ:Intel Core i5以降
OS:Windows 7 以降(x64bit OSのみ)
RAM:8 GB以上
ディスクの空き容量:10GBの空き容量

Macの環境
Macモデル:Early 2010以降
Mac OS:10.12以降
RAM:8 GB以上
ディスクの空き容量:10GBの空き容量

引用:Lumina 4 製品サイトより

すでにRAW現像ソフトにLightroomを使用している方もいるでしょう。
Luminar 4はアプリケーション単体だけでなく、Lightroom や Photoshop のプラグインとしても使用可能です。
Lightroom ユーザーは、Luminar 4のAI機能と組合わせて使うのもありですね。

Luminar 4は有料?

Luminar4は有料のソフトです。
購入はLuminar 4の公式サイトから可能です。

Luminar4の販売形式は2019年11月19日現在、以下のようになっています。
販売形式・価格などは購入時に公式サイトで確認してください。

  • Luminar 4 + インスピレーションLooks
    17,200円 → 10,700円
  • Luminar 4 + インスピレーションLooks + カリフォルニアの夕焼け
    19,850円 → 11,799円
  • Luminar 4 + インスピレーションLooks + カリフォルニアの夕焼け + Aurora HDR
    31,650円 → 20,000円
  • Luminar 4アップグレード + インスピレーションLooks 
    17,200円 → 9,130円

Luminar 4は買い切りタイプのアプリケーションです。
初期投資だけで使用できるのは嬉しいですよね。

インスピレーションLooks とは、Luminar 4で使用できるプリセットが4つ収録されたものです。
カリフォルニアの夕焼けは、25種類の夕焼け空が収録されたものです。
Aurora HDRは、Luminar 4と同じSkylum社が販売しているHDR合成用のアプリケーションです。

個人的には Aurora HDRも試したいですが、はじめてLuminar 4を使用する方は、 Luminar 4 + インスピレーションLooks がよいと思います。

Luminar4には、14日間の体験版も用意されています。
製品版と同様の操作ができるので、体験版を試すのもいいと思います。

Skylum社様より、Luminar4の割引コードを提供していただきました。
Luminar公式サイトから購入される際に約10ドル割引となりますので、購入時にご利用ください。

割引コード → HITORIKOHO

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Luminar 4のAI編集機能について

AI技術を駆使した写真編集は多くの方が気になる機能でしょう。
その中でもボクが気になったAI機能4つを紹介します。

  1. AI補正
    • AI Accent
    • AIスカイエンハンサー
  2. AIストラクチャ
  3. AIスカイ・リプレースメント
  4. AIスキン・エンハンサー

① AI補正

AI Accentは画像全体を調整、AIスカイエンハンサーは青空の濃さを調整します。
これだけで写真編集はOKと思えるほど強力なツールです。
操作はシンプルで、「AI Accent」と「AIスカイエンハンサー」のスライダーを動かすだけで写真を良い感じに調整してくれます。

② AIストラクチャ

修正や強調が必要な部分をAIが自動で判定し、ディテールを強調する機能。
人物、建物、空、雲などの対象物の違いも自動で判別して調整してくれます。

Nik Collectionの「トータルコントラスト」という機能も写真のディテールを強調することができますが、Luminar4 のAIストラクチャはより自然な仕上がりです。

Nik Collectionについては、PhotoshopとLightroomで使える画像加工プラグイン Google Nik Collectionが無料! の記事で紹介しています。

③ AIスカイ・リプレースメント

AIスカイ・リプレースメントは、空をワンクリックで置き換える機能です。
くすんだ空を雲が浮かぶ青空に変えたり、極端な例では夕方の空を日中の青空に置き変えることができます。

Photoshopの基礎テクニックだけで画像合成! 電線を消して、青空・雲を作り1枚の写真にする方法 の記事で紹介した画像加工のテクニックが1秒で実現できます。

④ AIスキン・エンハンサー

AIスキン・エンハンサーは人物の肌をなめらかにする機能です。
肌を滑らかにするということは、写真に微妙なボカシが入るわけです。
その際もAIが肌の部分のみを検出するので、他の部分がぼやけるようなことはありません。

ポートレイト編集に特化したポートレート・エンハンサーも凄い

AIスキンエンハンサーもその1つですが、「ポートレート・エンハンサー」はより詳細なポートレイト写真の編集ができるツールです。

ボクも全ての機能を使っていませんが、こんなことができます。

  • フェイスライト(顔の部分だけを自然に明るくする)
  • スリムフェイス(顔を細くする)
  • 目を大きくする
  • 唇の発色の調整
  • 歯のホワイトニング

これらの機能もスライダーを動かすだけ操作できます。
手動でマスクなどを作る必要はありません、対象物は自動で判別してくれます。

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Luminar 4のAI機能を使った写真編集

Luminar 4のAI機能を使った写真編集の作例を紹介します。

AI補正の作例

AIアクセントとAIスカイエンハンサーを使用した作例を紹介します。

LuminarのAI補正_編集前LuminarのAI補正_編集後

AIアクセントだけでも十分な効果があります。
色かぶりが解消され、空の描写にメリハリが出ました。

LuminarのAI補正_編集後LuminarのAI補正_AIスカイエンハンサーを適用

さらに、AIスカイエンハンサーを加えました。
霞んでいた空が濃いくっきりとした青空に変わりました。

風景写真で綺麗な青空が撮れず「何か違うなぁ」と思うこともありますが、AIスカイエンハンサーを使えば、期待していた青空の写真になりそうです。

AIストラクチャの作例

AIストラクチャ_編集前AIストラクチャ_編集後

輪郭が強調されシャープな印象になります。
Luminar 4のAIストラクチャは画像内の全てのディテールが強調されるわけではなく、適度な具合に効果のエリアが調整されています。

AIストラクチャは、効果を強めすぎると非現実的でCGのような描写になります。
好みもありますが、適時調節した方が良さそうですね。

AIスカイ・リプレースメントの作例

AIスカイ・リプレースメント_編集前AIスカイ・リプレースメント_編集後

元画像は単調な曇り空でしたが、AIスカイ・リプレースメントで真夏の校庭のようになりました。
これがワンクリックで実現できます。マスク処理などは一切していません。

AIスカイ・リプレースメント_編集前AIスカイ・リプレースメント_編集後

手前に木が写り込んだ意地悪な状況ですね。
このような状況もAIスカイ・リプレースメントをクリックするだけでOKです。
「空」と「そうでない箇所」の判定精度はとても高いです。

処理の適用前と適用後を比較するとわかりますが、単純に「空」が置き変わるだけでなく、写真全体の光の具合も空の明るさに合うように調整されています。

水面の映り込みは反映されない

高精度なAIスカイ・リプレースメントですが、全ての状況で完璧とはいきません。

水面の映り込みまでは判別できないようです。
意地悪な実験だと思いますが、実際にはありえることですよね。
このような場合は、反転した画像をなじませるなどの手動作業が必要でしょう。

AIスキン・エンハンサーの作例

AIスキンエンハンサ_編集前AIスキンエンハンサ_編集後

元画像を拡大表示しています。
AIスキン・エンハンサーは弱めに設定していますが、肌の質感が滑らかになっていますね。

ポートレート・エンハンサーの作例

ポートレート・エンハンサー_編集前ポートレート・エンハンサー_編集後

作例はAIスキン・エンハンサーを15に設定、ポートレート・エンハンサーの「フェイスライト」を40に設定しました。
元画像に強めの影がありますが、編集後は綺麗に暗部が立ち上がっています。
コントラストも自然に処理されていますね。

フェイスライトは、家族写真をもう少し綺麗にしたいなって時に活躍しそうです。

Luminar 4で現像した写真作例

今回紹介した機能を組合わせて編集した作例です。

Luminar4で編集した写真

AI補正とAIスカイ・リプレースメントで雲を追加、AIストラクチャを強めにかけています。
ディテールを強調しているので、HDR加工した写真のようになりますね。

Luminar4で編集した写真

吊り橋のワイヤー部分をAIスカイ・リプレースメントが切り抜けるかな?と思い実験してみました。
さすがにワンクリックでは厳しかったようです。
マスク処理で解決できそうですが、操作方法がわからなかったです。
もう少し研究して、別記事で紹介したいと思います。

AI機能による現像を紹介してきましたが、手動の画像編集もできます。
Lightroomなどの現像ソフトと同じ感覚で使えそうです。

Luminar4で編集した写真

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Luminar 4を使ってみた感想

Luminar 4のAI機能を中心にレビューをまとめました。

Luminar4の良いところ

  • AI機能による写真編集の精度が高い
  • 操作がとても簡単
  • RAW現像ソフトしても十分使える
  • 買い切りタイプのアプリなので運用面で安心

AI補正は、多くの方にとってこれだけで十分と思える精度です。
操作も簡単なので、複数の写真も気軽に現像できます。

改善してほしいところ

  • アプリケーションが重い
  • SIGMA XF3に対応してほしい
  • モバイル版があれば最高

Adobe Lightroomtとの比較になりますが、Luminarは若干動作が重いと感じました。
同じファイルでLightroomを使用した時と比較すると、編集効果がプレビューされるまでに時間がかかると感じました。
作業環境にも依存する要素ですが、少し気になる点です。

ボクはSIGMA dp2 quattroというカメラも使っています。
SIGMAのRAWデータはX3Fという特殊なファイル形式のため、SIGMA純正の現像ソフトを使うのが一般的です。
ですが、SIGMA純正ソフトの動作が非常にもっさりしているため「別の何か」を探している方は多いと思います。
PhotoshopのプラグインでX3Fファイルを読み込むことはできますが、本格的な現像はできません。少数派の意見ですが、Luminar でX3Fファイルが現像できたら嬉しいですね。

最後に、これができたら嬉しいという点です。
Luminarは簡単に写真編集ができるアプリケーションなので、モバイルとの相性が良さそうです。タブレット版があると嬉しいですね。
インスタなどのSNSで活躍しそうです。

Luminar 4はRAW現像・写真編集ソフトとして満足できるものです。
アプリも買い切りタイプなので運用面でも安心です。
ボクはLightroomも使っているので、今後はプラグインとして使ってみようかと思います。

それでは、今回はこのへんで。

Skylum社様より、Luminar4の割引コードを提供していただきました。
Luminar公式サイトから購入される際に約10ドル割引となりますので、購入時にご利用ください。

割引コード → HITORIKOHO

Luminarシリーズの最新作Luminar Neoのレビュはこちら

ひとり広報 Vol.1
Hitoneta Vol.15
Hitoneta Vol.14
Hitoneta Vol.13
Hitoneta Vol.12
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Hitoneta Vol.10
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