yama

こんにちは!広報デザイナーのyama(@ひとり広報)です

RICOH GRと言えば、スナップカメラの代名詞とも言えるコンデジですが、HDRカメラとしても魅力的なカメラです。
今日は、ボクも愛用しているGRⅡのHDR的レビューです。

RICOH GRⅡって?

GR DIGITALからGRになってHDR向きのコンデジになった

GRⅡはRICOHの高級コンパクトカメラです。
シリーズ初期のGR DIGITAL時代はセンサーサイズも小さく、ブラケット幅も最大で1/2EVで3ショットとHDR向きではありませんでした。

それがAPS-Cの大型センサーを搭載した「GR」からHDR向きのコンデジになってきました。
GRⅡは2.0EVで3ショットの撮影が可能となり、本来の操作性の良さもありスナップHDRカメラとして使い勝手の良いコンデジになりました。
GRでスナップを撮る人にブラケット機能は重要ではない機能だと思いますが、ボクは「これでGRも使えるようになったな」って思いました。

スナップHDRが好き

ボクはHDRを撮る時、三脚はほとんど使いません。
スナップを撮る感覚で撮影します。

スナップ感覚でHDRを撮る良さは、アングルや構図が自由になることですね。

GRは使って楽しいカメラです。HDRに興味がなくてもこのカメラはオススメできます。
ボクはGR DIGITALⅡで露出補正や測光の違いによって「写真が変わる」ことを体験しました。撮影の基本を学べる数少ないコンデジです。

GRⅡに光学ズームがないのは問題ナシ

一般的なデジカメレビューでは、光学ズームがないのは評価が分かれるところですが、HDR撮影ではズームの有無や倍率とかは問題にならないと思います。
ズーム倍率の高さより、広角寄りのカメラの方がHDR的には使い勝手がいいです。

難点をあげるとすれば、手ぶれ補正がないこと。
ボクはコンデジHDRに手ぶれ補正が必須と考えているので、その点は残念なところです。

HDRでスナップ写真を演出する

スナップ写真を撮る方って多いと思うんです。
いかにもって観光地に行くのも大変ですし、ましてやモデルさんを撮影するなんて敷居も高そう。
それでも写真が好きだなって人は、自分の身の周りや通勤途中で写真を撮ると思うんです。
で、そんなありふれた景色をそのまま撮っても、もう一つ満足感がないと思いませんか?そんな方こそHDRで日常の景色をドラマチックに演出してください。
見慣れた場所が近未来の景色になったり、どこかで見た物語のような景色になりますから。

HDRってそんな発見にもなる技法だと思いますよ。

スポンサーリンク

RICOH GRⅡ のHDR的ポイント

20160711gr001
  • ポケットサイズでも一眼レフ同等のセンサーサイズ!(APS-Cサイズ)
  • 2.0EVで3ショットはHDR撮影には必要充分な機能
  • 操作性の良さはコンデジ界屈指。右手だけで操作できるのは素晴らしいです
  • 手ぶれ補正はないので注意
  • HDRに限らずスナップカメラとしても優秀です

RICOH GRⅡ の作例

gr_hdr_001
F8.0 ±2EV 3ショットでHDR合成 Photomatix 5.0 Photoshop

以前のGRはホワイトバランスが独特で、普通に撮っても「作品っぽく」撮れるカメラでした。
現行のGRⅡはホワイトバランスが調整されたようで、素直な色味になりました。

gr_hdr_002
F8.0 ±2EV 3ショットでHDR合成 Photomatix5.0 Photoshop
gr_hdr_003
F8.0 ±2EV 3ショットでHDR合成 Photomatix5.0 Photoshop パチンコ店の駐車場の隅に合った鎖。

コンデジだと一眼レフとは撮影するときの視線が変わると思います。
一眼レフは視界が広いイメージですね。
コンデジだと小さいものや、どうでもよさそうな物に目がいきます。目線も低くなる感じです。
だって、一眼レフ持っていたらパチンコ店の駐車場の鎖を撮ろうなんて思わないですよ。

というわけで、今回はRICOH GRⅡのHDR的レビューでした。
ではでは。