こんにちは、yamaです。
まったく自慢できませんが、ボクは3つの会社を渡り歩いています。
要は、2度も会社を辞めています。
特に2つ目のデザイン会社を辞める前に、大きな転機があったことを今頃になって気づきました。
転職、独立など自分の人生を決意した時、他人から否定・批判されることってありますよね。
結果は後にならないとわからないので、どの判断が正解かはわかりません。
ボクの経験から言うと、かつて失敗だとボロクソに言われたことが、結果的に良い方向に進むきっかけとなりました。
今日はそんなお話です。
この記事の目次
大失敗! 超絶批判! フリーペーパーの発行
2つの目のデザイン会社を退職する直前、社内で大失敗だと避難されまくった企画があります。
それがフリーペーパーの発行です。
情報発信ツールとして、ブログやWEBメディアより印刷物の方が少し強かった2009年頃です。(地方においては)
ボクが住む静岡県沼津市でも大小様々なフリーペーパーが発行されていました。
フリーペーパーの基本収入はスポンサー広告です。
最後発であったボクはその「広告を載せない」ところからスタートさせました。
自分たちがやりたいこと
本当に紹介したいもの
実際に体験したこと
これらを記事にして、自分たちのファンを作るために、新しい仕事を作るために始めました。

個人的にはデザインスキルを上げるチャレンジだったのですが、広告無しのフリーペーパーです。
創刊当時、作るほど赤字を生むというわけで、社内的に超絶評判悪かったですね。
その後、赤字が出ないように広告掲載し、広告掲載主の営業ツールとしてフリーペーパーを使っていただく形で継続しました。
ボクの実力不足でしたが、一人の人間が足だけでフリーペーパーを広めるのは限界がありましたね。
また、少人数とはいえ、会社という集団を一人の力でどうこうするのは無理でした。
結局、ボクがその会社を辞めると同時にそのフリーペーパーも廃刊となりました。
人生の転機 読者が自分の雇い主となりデザイン部署が新設された
成功や失敗ってどこで決まるのでしょう?
成功とまでは言うと大げさですが「それなりの結果」とでも言えばいいでしょうか。
フリーペーパーで大コケし、会社を辞めた時点では「失敗」だったと思います。
でも、本当に人生って何が起きるかわからないです。
現在ボク所属している会社は、フリーペーパーを作っていた時のスポンサー会社ですからね。
この会社は広告掲載主の1社目でもありました。
冊子の巻末に広告掲載して営業ツールとして使いたい。そんな感じだったと思います。
創刊号に載っていたフリーペーパーの理念に共感してくれて、「面白そうな若者がいるなと思った」なんて話でした。
フリーペーパー発行
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フリーペーパーで大ゴケ
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会社辞める
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人生の転機(読者が雇い主となる)
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社内にWEB・デザイン部署が新設される
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ひとり広報が誕生する

間違いなく言えるのはフリーペーパーの発行が自分の人生の転機であったことだと思います。
失敗を恐れない「企画提案」
フリーペーパーの件で、最も身についたのは「企画提案」することが日常的になったことです。
最初は、フリーペーパーに載せる企画を考えるだけでした。
どうやって楽しんでもらうか?
もっと面白いものはないかな?
なんて、考えている内に色々なことに気づくようになっていたのかもしれません。
訪問先の企業や店舗で「こうしたらどうかな?」と思うようになっていました。
いわゆるコトづくりを初めて知ったわけです。
これらは特別なことではないのですが、それまでの自分が「受注体質丸出し」だったので、自分の中で確かな変化として感じることができました。
考えてみると、今の会社に毎月くらいのペースで企画を提出していたと思います。
採用されたのは数件だったけど、自然と仕事を作る思考が鍛えられていたように思います。
その失敗が、現在のベースになった
ブログを立ち上げた時も、文章を書くことに全く抵抗がありませんでした。
これもフリーペーパーで執筆、撮影、編集の経験をしていたからだと思います。

フリーペーパーから離れて数年経ち、改めて気づいたことでした。
今もこうしてブログを書いていますし、WEBライティングのお仕事もさせていただいています。
サイトデザインや従来からの印刷物のデザインもさせていただいています。
大コケし大失敗の烙印を押された経験が、自分の現在の仕事のベースになっているから不思議なものです。
みなさんの中にも、転職や新しいチャレンジをしようとしている方もいると思います。
ボクの経験だって、フリーペーパーがコケた時点ではそのチャレンジは失敗ですが、今現在まで全てが繋がっていると考えれば「あれは失敗だったのかな?」って思うことすらあります。
まあでも、フリーペーパー自体は成功とは言えないかもです(笑)
その決断が成功か失敗かはどの時点で振り返るかで変わるので、「失敗ばかりを気にしても仕方がない」って思うわけです。
最後に、当時のフリーペーパーの一部を紹介
今回、自分の過去を書いたのも、フリーペーパーを新しく創刊しようかという話が出たからです。
前回のチャレンジは自分が30歳の頃です。
あれから10年経って、自分がどんなものを作れるのか?って考えるとワクワクします。
最後に当時のフリーペーパーの企画の一部を紹介します。
画像なので、文字は読めないと思いますが、雰囲気だけでもお楽しみください。

検証記事です。お金の貯まる財布を持っていると本当にお金が貯まるのか検証しました。(2010年頃の記事)

マイナー系のスポーツを体験する記事。ラートや社交ダンスなどを特集しました。

アメコミ調の漫画も連載してましたね。未完になってしまいましたが、、。
地下の世界に住む若者たちが地上を目指す、、的なストーリーでした。

ビジネス系の用語を間違って解釈するとこうなる、、的な記事です。
まあ、おふざけ記事です。
「自分」の写真が全面に出ていますね(笑)
今思うと、YouTubeにアップしてもよさような企画が多いです。
当時は考えもしませんでしたが(汗)
それでは、今回はこのへんで。