2020年 キヤノンの一眼レフで初心者向けは?EOS Kiss X10を基準に機能・価格で選ぼう!

CANON EOS KISS 2020
yama
こんにちは!
静岡県沼津市在住、ブロガー&デザイナーのyama(@ひとり広報)です。

この記事では、Canonのエントリークラスの一眼レフを紹介します。

デジタル一眼レフの初心者さんが、購入時にCanonの一眼レフをチェックすることは多いと思います。
「デジタル一眼レフ = Canon」みたいなイメージがありますし、実際、最も売れているカメラメーカーです。
Cannonの一眼レフカメラはランアップも豊富です。ですが、初心者さんにとっては数多い中から1つを選ぶのが意外と大変です。

ここでは、エントリークラスの5機種の機能や特徴を紹介します。

キヤノンのエントリークラス一眼レフは2つのカテゴリーがある

キヤノンのエントリークラス一眼レフは以下の構成になります。
初心者向け一眼レフで5機種は多いですよね。

yama
5機種でフルラインアップのメーカーだってあるだろうに、、
Canon 初心者向け一眼レフのまとめ

大きく分けて2種類あります。
ファミリー向けの「EOS Kiss」とプレミアムエントリーの「EOS 9000D」です。

EOS Kissは基本3機種で構成

2020年4月現在、最上位機のX10i・小型軽量なX10・ボトムモデルのX90の3機種と、旧モデルのX9iが併売されています。

EOS Kiss X10iは2020年4月の発売予定でしたが、2020年6月末に発売日が変更されています。

ファミリー用途で使いそうな機能をまとめました。

 X10iX9iX10X90
画素数2410万画素
DIGIC 8
2420万画素
DIGIC 7
2410万画素
DIGIC 8
2410万画素
DIGIC 4+
デュアルピクセルCMOS AF×
AF測距点454599
瞳 オートフォーカス××
連写コマ数/秒7653
常用ISO感度100〜25600100〜25600100〜25600100〜6400
背面液晶バリアングルバリアングルバリアングル固定
タッチシャッター×
動画機能FHD 60pFHD 60pFHD 60pFHD 30p
4K動画××
WiFi
Bluetooth×
重さ約515g約532g約449g約475g

画素数の下に書いてあるDIGICとは映像エンジンです。
数字が大きい方が最新の処理エンジンで高性能です。

デュアルピクセルCMOS AF
は、キヤノン独自のライブビュー時のオートフォーカス技術。
ざっくり言うと画素のひとつひとつがAFセンサーとして機能するということで、要は素早くピントを合わせますってことですね。

簡単にまとめた表ですが、キヤノンの一眼レフの基本性能も見えてきますね。

EOS KISS 一眼レフの基本性能
  • 画素数は2000万画素
  • ISO感度は100〜25600
  • オートフォーカスはデュアルピクセルCMOS AF
  • バリアングル液晶
  • タッチシャッター対応
  • Wi-Fi、Bluetooth対応
  • 動画はフルHD・4K対応(X10、X10i)
  • 瞳オートフォーカス(X10i、X10)

EOS Kiss X10と上位機種のX10iは最新の画像処理エンジンDIGIC8を搭載し、「4K動画」「瞳オートフォーカス」に対応しています。

▶︎ キヤノンのEOS Kissスペシャルサイトにさらに詳しい比較表があります。

小型軽量・機能も充実!EOS Kiss X10

EOS Kiss X10

画像引用:Canon製品サイト

X10は、2019年発売のEOS Kissの標準モデルです。
最新機種X10iの下位モデルの位置付けですが、ファミリーユーザーには不足のない機能が揃っています。

X10の特徴を紹介しましょう。

EOS Kiss X10の特徴的な機能
  • 初心者向けの機能が充実
  • 画像処理エンジン DIGIC 8
  • RAWデータが「C-RAW」に対応
  • 瞳検出のオートフォーカス
  • 4K動画対応
  • ボディのカラーバリエーションあり

EOS Kiss X10は初心者向けの機能が充実

X10は初心者向けの機能が充実しています。

EOS Kiss X10の便利な機能
  • ビジュアルガイド
  • クリエイティブアシスト

ビジュアルガイドは、写真やイラストで表示される説明画面がカメラ操作をサポートしてくれます。
カメラ操作に慣れていない方には嬉しい機能ですよね。

クリエイティブアシストは、「背景のぼかし」「明るさ」「コントラスト」などを直感的に操作できる機能です。

yama
スマホアプリを使っている感覚ですね。

例えば背景をぼかしたい時、一般的なカメラ操作では「絞り」を調節します。
ですが、初心者さんには「絞り」と言われてもわかりにくいですよね。
クリエイティブアシストでは、「ぼかす〜くっきり」といった表記で設定ができます。
明るさを変えたい時は「暗く〜明るく」といった具合です。

写真・動画ともにファミリー用途には十分なX10

X10は初心者向けの位置付けですが、カメラとしての基本性能もしっかりしているので安心して使えます。

画像処理エンジン DIGIC 8 搭載

写真の解像感やノイズ処理、オートフォーカス性能といったカメラの根本的な性能です。これは最新型であるほど快適に使えると考えて良いです。
EOS Kissの最上位機X10iと同じ画像処理エンジンです。

RAWデータが「C-RAW」に対応

RAWデータを軽量化する「C-RAW」に対応しています。
従来方式では、RAWデータを軽量化する場合、画素数を縮小していました。C-RAWでは画素数はそのままにデータのみを軽量化しています。

yama
技術的な部分はよくわからないですが、データが軽くなるってことですね。

EOS KissユーザーがRAWデータにこだわりがあるかな?とも思いますが、データが軽いのはPC等でRAWデータを管理する時に助かりますね。

瞳検出オートフォーカス

構図内に人物が入ると、瞳部分を自動検出してピントを合わせてくれる機能です。
Canonのミラーレス一眼 EOS Kiss M にも搭載されています。

タッチ操作と組合せて使うと便利な機能ですね。
手前側の瞳、奥側の瞳をタッチ操作で選びながら撮影すれば奥行きのある写真が撮れそうです。

自動追尾もしてくれるので、子供たちの写真を撮る時に活躍してくれそうな機能ですね。

4K動画対応

動画はFHDと4K動画にも対応しています。静止画の切り出しも可能です。
ただし、画面中央800万画素部分を切り出すので、写真撮影する時の画角とはかなり変わります。

それでも毎秒25コマを一気に撮影して、後から写真を切り出せるのは便利です。
800万画素の画質は、ブログやWEB掲載であれば全く問題ないですし、L版プリントには十分耐えられます。

X10にはカラーバリエーションがある

EOS Kiss X10カラーバリエーション

画像引用:Canon製品サイト

X10は現行のEOS Kissシリーズで、唯一カラーバリエーションのある機種です。
ブラック・ホワイト・シルバーの3色で展開。明るいイメージのホワイトも良いですね。

ファミリー向け最上位モデル EOS Kiss X10i

EOS Kiss X10i

画像引用:Canon製品サイト

X10iは、「X10」の上位機種で「X9i」の後継機にあたります。
2020年4月現在、EOS Kissシリーズ最新機種です。

X10と比較するとX10iの方が高性能です。
ですが、初心者さんやファミリーユーザーの「使いたい」「便利な機能」では大きな性能差はなく、カメラを趣味にする中級者が好む性能が充実しています。

X10iのプラスαの要素
  • オートフォーカスの測距点が45点
  • ライブビューでも瞳AFが使える
  • 連写コマ数がちょっと多い(毎秒7コマ)
  • 撮影可能枚数が多い
  • サブ電子ダイヤル
  • AFオンボタン

中級機に迫る基本性能

オートフォカースの測距点45点は、中級機のEOS 90Dと同等の性能です。
ライブビュー(背面液晶を見ながらの撮影)でも瞳AFに対応するのも便利なポイントですね。

連写性能も毎秒7コマと一般の使用では十分な連写性能です。
撮影可能枚数もX10の600枚から800枚にアップ、600枚でも十分に多いと思いますが、家族で出かける時に枚数を気にせずガンガン撮れそうですね。

操作系も中級機を意識した作り

X10iには「サブ電子ダイヤル」と「AFオンボタン」が装備されています。

yama
何のことかわかりません

これです。見たことありませんか?
↓↓
EOS Kiss X10i の背面

サブ電子ダイヤルは、クルクルと回して絞りや露出を変更できるダイヤルです。
AFオンボタンは、押し込むことでAFを動作できるボタンです。右手の親指で操作することから「親指AF」なんて言われています。

いずれも中級機以上の一眼レフに装備されていた機能が EOS Kissに初めて搭載されました。

初心者さんは使いきれない機能かもしれませんね。
X10iを使う方は、長く使うことを前提に多くの機能を試してみるとよさそうです。

X10とX10iを比較するとどう?

X10とX10iの比較

単純な性能を比較すれば、X10iの方が優れています。
でも、比較したくなるのはそれ以外の要素があるからですよね。

  1. コンパクトで軽い
  2. 価格が安い
  3. カラーバリエーション
  4. 基本性能で十分満足

上記の項目に魅力を感じる方は、X10を選んだ方が楽しめるでしょう。

  1. 連写性能
  2. ライブビューでも使える瞳AF
  3. サブ電子ダイヤル
  4. AFオンボタン
  5. 少し大きくて重くても大丈夫

よりハイスペックな部分に惹かれる方はX10iを選んだ方が満足度が高いと思います。

但し、価格は大きく違うので注意が必要です。
EOS Kiss X10 約8.4万円
EOS Kiss X10i 約14.3万円
(いずれもダブルズームキット、2020年4月12日現在の価格.comより)

yama
金額と性能の差を納得できるかが判断の目安になりそうですね。

旧モデルの EOS Kiss X9i

X9iは、2017年発売のモデル。
旅行や子供写真をメインとするファミリー用途では不足なく使えます。
ですが、現行のライアップと比較すると選びにくい機種かもしれません。

X9iの特徴
  • 2420万画素、画像処理エンジン DIGIC7
  • AF45点測距点(X10iと同等)
  • 連写は毎秒6コマ
  • Wi-Fi対応
  • 動画はFHDまで

パッと見て、不満に感じることは少ないと思います。
2420万画素でオートフォーカスの測距点(ピピって表示される枠です)が45点もあれば、一般的な写真撮影は十分にできます。

X9i単体で見ると十分に感じますが、最新機種と比較すると見劣りする部分もあります。

  • 画像処理エンジンが1世代前のDIGIC7
  • 瞳AFに非対応
  • 4K動画非対応

また、X9iを実際に手に取るとわかりますが、EOS Kissとしては大柄なカメラです。
グリップもしっかりして重量感もあるので、X9iが気になる方は一度実機を触ってみた方がよいと思います。

 X10とX9iを比較すると?

X9iは旧最上位機種、X10は現行の標準モデルです。
この2機種を比較する方もいるでしょう。

X9iが優れている点
  • AFの測距点:X9iは45点、X10は9点
  • 連写枚数:X9iは6コマ/秒、X10は5コマ/秒、
  • X9iにだけある機能:色検知AF、水準器など

AFや連写性能ではX9iの方が優れています。

X10が優れている点
  • コンパクト:X10の方が小さくて軽い
  • 画像処理エンジン:X10は最新のDIGIC8
  • 動画性能:X10は4K対応、X9iはFHDまで
  • X10にだけある機能:初心者向け機能(X9iは特になし)

X10は、初心者さん向けの機能が充実しており、動画性能も優れています。

X10とX9iの価格差は1万円ほど。(2020年4月のダブルズームキットの価格)
X9iは安く買うメリットも感じにくいです。

yama
個人的にはX10を推します!

微妙な存在の入門機 EOS Kiss X90

X90は入門機という位置付けです。
Wi-Fi、NFCに対応、撮影した写真をスマホに転送することが可能です。

通常は、入門機からの購入を薦めるところですが、X90を積極的に選ぶ理由はない と思います。
理由は簡単で、標準機のX10がお手頃で高性能だからです。

EOS Kiss X90のイマイチなところ
  • 液晶が固定
  • センサーダスト機能がない
  • タッチパネル非対応
  • Bluetooth非対応
  • 画像処理エンジンが古い

タッチパネルに非対応なのは、ちょっと使いづらいですよね。
X90は、入門機というより廉価版 と言った方がよいと思います。

X10とX90の価格差は1.5万円ほど。(2020年4月のレンズキットの価格)
安く購入することが最重要であればX90でも良いですが、X10との性能差は1.5万円という価格差よりも大きいと思います。

プレミアムなはずのEOS 9000D

もう一つのエントリーモデルがEOS 9000Dです。
EOS 9000Dはプレミアムエントリーモデルという位置付けで、Kissシリーズよりも上位機とされています。

2017年の発売当初はプレミアム感もありましたが、3年経過しEOS Kiss X10iに基本性能で抜かれてしまいました。

 X10iEOS 9000D
画素数2410万画素
DIGIC 8
2420万画素
DIGIC 7
AF測距点4545
連写コマ数76
背面液晶バリアングルバリアングル
タッチシャッター
動画機能4K対応FHD 60p
WiFi
Bluetooth
重さ(本体)約515g約540g

でもね、一応違いはあるのですよ。それは仕様ではわかりにくい部分です。 

画像引用:Canon製品サイト

9000Dにはボディの上面に液晶パネルがあります。
これはKissシリーズにはなく、基本的には中級機以上に搭載されるものです。

yama
3年の月日でEOS Kissとの違いはこの程度になってしまいました、、

現在、9000Dのスペック的な優位性はなく、中級機っぽい雰囲気がEOS Kissとの違いかなと思います。

サブ電子ダイヤルなど「エントリーモデルとは違う機能」もありますが、それらもX10iに搭載されたことで、9000Dのプレミアム感は薄れた印象です。

スペックの比較を書きましたが、いまいちピンとこない方も多いでしょう。
ボクなりにこの5機種から1つをオススメします。

おすすめは、EOS Kiss X10

EOS Kiss X10

画像引用:Canon製品サイト

最上位機種のX10iには性能面で劣りますが、バランスの良いX10がおすすめです。

  • コンパクト
  • 価格も手頃
  • バリアングル液晶とタッチパネル
  • 瞳AFに対応
  • 動画性能も高い
  • 初心者さんに優しい操作系
  • BlueToothなどの通信機能もある

初心者さんや家族が共有して使う一眼レフとしては充分ではないでしょうか。

カメラを本格的な趣味にしたいとか、より高性能なカメラを考えるとX10iになりますが、エントリー機種としては高額です。
また、X10iを検討すると中級機のEOS 90Dの存在も気になることでしょう。

中級機以上になると、カメラが大きく重くなるために持ち出さないということもあります。
カメラは使ってこそですから、性能や持ち運び頻度などバランスを考えて選びましょう。

最後に、今回のまとめ

現行のキヤノンのエントリークラスの一眼レフをまとめましょう。

  • X10i → Kissシリーズ最上位機種。
  • X10 → 4K動画対応の標準モデル
  • X90 → 入門機というか廉価版モデル。
  • EOS9000D→Kissのネーミングに抵抗のある方

現状のラインナップでは、「X10」と「X10i」の2択でしょう。

上位機に近い機能と操作性を求める方は X10i
コンパクトで安価に使いたい方は X10

EOS KissシリーズはX10i、X10、X9i、X90と機種名もよく似ているので、購入の際は機種名をもう一度チェックしましょうね。

yama
名前だけだとX90の方が上位機種にも感じます(汗)

目的にあった機種でカメラライフを楽しみましょう!
それでは、今回はこのへんで。

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CANON EOS KISS 2020

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