真夏に広がる雪景色!赤外線写真はこう撮る!【第2話】

こんにちは、yamaです。

前回は赤外線写真の特徴をザッと紹介しました。

赤外線写真の一番の特徴はスノー効果と言われる植物の描写です。綺麗なスノー効果が出る撮影方法、最適な天候などを紹介していきます。

準備するものはこれ!

  • デジカメ
  • 赤外線フィルター
  • 三脚

これだけあればOKです。
デジカメは、コンデジでも一眼でもミラーレスでも何でもいいです。赤外線フィルターはデジカメのレンズ径に合わせて用意しましょう。ここで紹介する赤外線写真の撮影方法はシャッター速度が低速になるので、三脚も用意してくださいね。デジカメが固定できればいいので小型の三脚で充分です。

ricoh_gr2

撮影機材に関してはこちらからどうぞ。

デジカメ本体を改造して赤外線カットフィルタを取外すこともできるようですが、個人的にはおすすめしません。
改造したデジカメは赤外線写真以外は撮れなくなります。まあ、そこまでやらなくてもねって感じです。

赤外線写真撮影の4ステップ

さて、いよいよ撮影です。
赤外線写真と言っても特殊な撮影をするわけではありません。
フィルターを付けて三脚でカメラを固定、マニュアルでピントを合わせて撮るだけです。

1.赤外線フィルターを装着、三脚で固定

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レンズの前面にフィルターを取付け、三脚でカメラを固定します。
上の写真ではレンズと赤外線フィルターの間にステップアップリングを付けています。

ステップアップリングは、レンズ径とフィルターの径が一致しない時に、その差を埋めてくれるものです。
今回の場合だと、レンズ径は37mm、フィルターの径58mmです。このままだとレンズとフィルターの径が一致しないためフィルターが装着できません。
そこで37→58のステップアップリングを付けてそのギャップを埋めるわけです。

フィルター類ってそれなりにお値段もします。レンズごとにフィルターを揃えていたらエライことになってしまいます。ステップアップリングを上手く使えば同じフィルターをサイズ違いで何枚も買わずに済みます。
そうそう、ステップアップがあればステップダウンのリングもあります。ステップダウンは、レンズ径がフィルター径よりも大きい時に、その差を埋めてくれるリングです。

ステップアップリング/ステップダウンリングについてはこちらを参考に

1-2.フィルターを付けたら背面液晶で確認

一眼レフの場合、赤外線フィルターを付けるとファインダーは真っ暗になります。背面の液晶画面で確認しましょう。

sekigaisen_monita

赤外線フィルターを付けたデジカメの背面液晶はこんな感じで映ります。
デジカメの液晶画面がマゼンタ系の色となり、植物の葉にスノー効果が出ていることが確認できますね。

yama
液晶画面が真っ黒になる機種もあるようです。それでも赤外線写真は撮れるみたいですよ。

カメラによって、液晶の見え具合は異なります。これは赤外線の透過率によるものです。写真のリコーGRⅡは、液晶モニタでの確認具合がとてもわかりやすい機種です。
いずれにしても、通常とはモニタの見え方が大分違うので、最初は構図を決めてからフィルターを付けた方がやりやすいでしょう。

2.絞り優先モードにする(AE)

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撮影モードは絞り優先AEを使用します。
赤外線は自然光に含まれるので、カメラ内の露出(明るさの調整)をそのまま利用できます。
この辺も難しくないですね。通常の撮影と同じ感覚です。

3.ピントは手動で合わせる

普段オートフォーカスだけを使用している方には少し慣れが必要ですね。上手くいかない時は、液晶画面で拡大表示をするとピントの位置が分かりやすいですよ。

また、一部の機種ではオートフォーカスも動作します。
ボクはオートフォーカスのできる機種を使うようにしています。その方が楽チンなのでね。GRⅡはオートフォーカスが動作します。

4.絞りは開放寄りで撮影

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絞り4.0 シャッター速度1/20 ISO感度3200

 

赤外線撮影では、通常よりもシャッター速度が遅くなります。
絞りはF4.0からF5.6、シャッター速度は1/10〜1/60秒を目安に設定します。

目安の設定にならないよって時は、ISO感度を変更してシャッター速度を調節してください。
ISO感度は低感度がおすすめですが、設定目安付近になるように感度を変更してみましょう。
写真のISO感度は3200と、ちょいと高すぎですね。せめてもう一段くらいは下げた方がいいですね(汗)

ISO感度を上げたくない場合は、シャッター速度を数十秒とるのも手です。
絞りとシャッター速度はあくまで目安なので、何枚か撮影しながらカメラの設定可能範囲内で調整してOKです。

撮影画質はRAWデータがおすすめです。RAWデータの方が現像時の幅が広がりますよ。

赤外線写真では天候に注意

赤外線写真は天候で仕上がりが変わりますので、撮影時の参考にしてください。

  • 晴天
  • 順光
  • 無風

これが赤外線写真のベストな天候です。それほど大袈裟な条件でもないですが、風もなく晴れた日に被写体に対して順光で撮影すればOKです。

赤外線写真はデジカメの僅かな赤外線感度を利用するため「日差し」の強さが必要です。そのため晴れた日が条件となります。
また、植物を撮ることが多くなります。シャッター速度も低速になるため、できるだけ無風状態で撮りたいところです。風があると木の葉などが揺れてきれいなスノー効果が得られません。
そして、順光であること。逆光状態では植物の葉が影になってしまい、これも綺麗なスノー効果が得られません。

つらつらと書きましたが、写真撮影の基本的なことなので難しくないですよね。

赤外線写真の作例

撮影データをPhotoShopでモノクロ化しました。コントラストや全体の明るさを調整しています。
真夏の日中に撮影しましたが、スノー効果で雪景色のようになったかなと思います。

 

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最後に、赤外線写真撮影のまとめ

  • 赤外線フィルターを装着して、三脚で固定して撮影
  • フィルター装着後は背面液晶で画面を確認
  • 絞り優先モードでF4.0からF5.6、シャッター速度は1/10から1/60秒が目安
  • ピントはマニュアルが基本だが、一部機種ではオートフォーカスも可能
  • 撮影データはRAWデータで!
  • 晴天、無風、順光の条件で撮影しょう!

ここまでは撮影データをモノクロで現像しましたが、赤外線写真ではカラーを加えることもできます。
次回は、現像方法について紹介します。

それでは、今回はこのへんで。

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